記事

新興国だからと思えば理解できる「安すぎる日本」



■【購読者5万人!】毎週金曜日17時に配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスとお名前を登録するだけで、お金の不安を解消するための具体的な方法をご紹介します。
———-

義妹が駐在していたイスラエルから帰国したので、親戚6人で久しぶりに集まりました。

西麻布の中華のお店の個室を予約。有名シェフがプロデュースするお店で、全員に大好評でした。

注文したコースは、トリュフのかかったブランドポークの前菜や、上海蟹のスープ、さらに点心やマーボー茄子、さらに坦々麺にデザートのプリンまで全部で8品。食べ盛りの高校生も途中でお腹一杯になるくらいのボリュームでした。これが何と1人4000円税別です。

3時間近くゆっくりご飯を食べて、お酒や中国茶も楽しみ、会計は1人6千円足らずでした。

もし、ニューヨークのマンハッタンやパリの街中で食べたら、チップも入れて1万円は軽く超えるでしょう。

「安すぎる日本」が話題になっていますが、東京にもランチタイムの客単価が50,000円以上といった高級店もあります。しかも、半年先まで予約が取れない人気だったりします。

つまり、このような高級店と、ローカル価格の格安店が2極化しているのが、現在の東京の飲食店の現状だと思います。

これは、東南アジアの新興国に行った時に感じる「二重価格」と似ています。

バンコクやクアラルンプールのような新興国の中心都市に行くと、外国人が利用する高級ホテルでは、先進国並みの価格であるにもかかわらず、ホテルを出るとローカルの飲食店では激安で食事をすることができます。

日本も全ての飲食店が安すぎるわけではありません。外国人や一部の富裕層を対象にした高級店も存在し、予約が取れないくらいに人気を集めているのです。

安すぎると感じているのは、日本人ローカルのレストランだけです。ミシュランガイドなどに掲載され、グローバルに知られている飲食店は、価格もグローバルスタンダードになっています。

だから「安すぎる日本」ではなく「2極化する日本」と考えるのが、正しい理解と言えるのです。日本人にとっては、何だか悲しい現実です。

■ 「初めての人のための99%成功する不動産投資」、シリーズ累計30万部を超えた「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

※このブログは「内藤忍の公式ブログ」2021年11月22日の記事から転載したものです。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

あわせて読みたい

「飲食業」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    米ロ間で緊迫するウクライナと状況が似ている日本 国家戦略が乏しい“平和ボケ”の現状

    宇佐美典也

    01月25日 12:00

  2. 2

    年金が0.4%引き下げされてプンプンお怒りの皆さまへ

    永江一石

    01月25日 16:27

  3. 3

    「芸能改革元年」なるか 公正取引委員会が芸能界を狙い撃ち?

    渡邉裕二

    01月25日 09:01

  4. 4

    日本政府は歴史の事実をしっかり世界に説明する勇気と度量を持つべきだ

    深谷隆司

    01月25日 10:29

  5. 5

    濃厚接触者への制限で社会が止まる。大至急、コロナの特性と現状に見合った方針転換を

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    01月25日 09:49

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。