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危険度を評価することにもうそこまで感染者数を重視しない ついに指標が感染者数から病床逼迫度へ 一つの進歩ではあるが地域に責任丸投げ?

今までの感染者数重視指標から病床逼迫度重視指標にする新たな基準が示されました。





>新型コロナをめぐっては、ワクチンの2回接種率が国民の7割を超え、抗体カクテル療法などの軽症者が重症化を防ぐ治療薬も登場。政府が経口治療薬(飲み薬)の年内実用化を目指している状況もあり、より実態に合った指標が求められていた。
>医療体制を重視したのは、ワクチンの接種が広がるなか、感染しても軽症で済む人が増えたためだ。治療薬の開発も進んでおり、医療が逼迫しないレベルに感染を抑えながら、日常生活の回復をめざすことを目的とした。
経団連も緊急事態宣言をなるだけ出さないようにという声明を出されていましたね。まあ解釈、指標変更は妥当なところです。
>5段階で、レベル0=新規感染者ゼロの状況▽1=安定的に一般医療が確保され、コロナに医療が対応できる状況▽2=医療の負荷が生じているが、病床増で対応できる状況▽3=一般医療を制限しなければ、適切な対応ができなくなる状況▽4=一般医療を制限しても、対応できない状況-に分類している。
朝日のこの表が概要を示しています。
>新たなレベル分類では入院患者数などを予測し、数週間後に逼迫する予兆がみられた場合には宣言を出すよう求めている。
>レベルの判断は新規感染者数や病床使用率などに加え、古瀬祐気・京都大特定准教授が開発した、1~4週間後に必要となりそうな病床数がわかる「予測ツール」などを活用して、都道府県が判断し、国に宣言の発出などを求める。
各地域ごとの医療体制は違うから各地域の判断で緊急事態宣言をと責任をかなり地域に投げています。このツールを各自治体のブレインがどこまで使いこなすか、そしてどう解釈するかで今後の各地域の感染対策が変わっていくのでしょう。まあ分科会も正直もうそろそろ自分たちで判断しなさいということなんでしょうね。

感染者がほとんど出ていないところ、少しは出たけど和歌山、長野、岩手みたいにうまく対応したところ、まあまあ出たけれどIT使った病床管理とか自主的に対応を工夫した福岡、そして混乱した東京、大阪、兵庫、愛知、北海道、埼玉、神奈川、千葉など自治体によってかなり違いますからね。
>尾身氏は8日、記者団に「新規感染者数は引き続き注視するが、医療逼迫の状況をより重視するというのが(新指標での)基本的な考え方だ」と説明した。
>分科会メンバーの舘田一博・東邦大教授(感染症学)は、全国一律の目安を示さなかった新規感染者数について、「軽視するわけではない。1日あたりどれくらいの感染者数なら危険なのか、自治体にツールを使って判断してもらう」と解説する。
つまり危険度を評価することにもうそこまで感染者数を重視しないということをはっきりと話されたことは悪いことではないと思います。

でも取り扱いは2類相当のままなんでしょうか。この部分は地方が決めていいわけではありませんのでしっかり見込み含めて発表して欲しかったです。あと感染拡大期の無症状PCR無料も説明が少し足りない感じが。

コロナを正しく理解し、様々な武器を手に入れたということで、今後はそこまで怖くなくなってきたということです。

注)
ウイルス自壊説政府の手柄にしたくないのか先週いろいろなTVでさらに流されていましたけれど、小野先生のツイートも参考にしてください。

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