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中国「台湾侵攻」の可能性は低い

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中国建国記念日に抗議し、中国の習近平国家主席の逆さまの肖像画に塗料をスプレーする台北市民。(2021年10月1日 台湾・台北にて)出典:Photo by Lam Yik Fei/Getty Images

澁谷司(アジア太平洋交流学会会長)

【まとめ】

・中国は台湾の防空識別圏に記録的な数の中国軍機等を4日連続で送り込んだ。

・台湾の蔡総統は、中国とのいかなる統一も拒否すると断言。

・バイデン氏「台湾防衛責務発言」もあり、中国「台湾侵攻」の可能性は著しく低いのではないだろうか。

昨今、中国の「台湾侵攻」がまことしやかに囁かれている。確かに、中国側には、それを裏付けるような言動が見られる。

今年(2021年)7月、習近平国家主席は「中国共産党創立100周年」を記念して天安門広場で演説を行った。その中で、「『台湾独立』に向けたいかなる試みも『完全に粉砕する』」と強調した。習主席は(従来の主張である)台湾への「武力統一」も辞さない構えをみせたのである。

そして、10月初旬、中国は台湾の防空識別圏に記録的な数の中国軍機等を4日連続で送り込んだ。

同月1日、中国の戦闘機等延べ38機が、同防空識別圏に進入した。翌2日、39機が同識別圏を横切った。3日、16機が同識別圏に侵入している。更に、4日、延べ56機(1日当たりで過去最多)が同識別圏に入り込んだ。

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