記事

眞子さんと小室圭さんの滞在先マンション前からの生中継も…「“国民”とは?」「報じなくていい」という声にメディアはどう答える

1/2

 26日、ご結婚に際し会見に臨んだ眞子さんと小室圭さん。お気持ちの表明の後に行われる予定だった質疑応答は取りやめとなり、文書で回答するという異例の対応となった。宮内庁によれば、「誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問に、眞子さんが強い衝撃を受け、口頭での回答は不可能」と判断したためだという。

【ノーカット映像】眞子さん小室さん結婚会見


 同様の指摘は、お二人の口からも繰り返された。眞子さんは「圭さんのすることが独断で行われていると批判され、私の気持ちを考えていないといった、一方的な憶測が流れるたびに、誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、いわれのない物語となって広がっていくことに恐怖心を覚えるとともに、つらく悲しい思いをいたしました」と発言。

小室さんも「この数年間、誤った情報があたかも事実であるように扱われ、誹謗中傷が続いたことにより、眞子さんが心身に不調をきたしたことを、とても悲しく思います」と話し、会見の最後に眞子さんは「いま、心を守りながら生きることに困難を感じ、傷ついている方がたくさんいらっしゃると思います。周囲の人の温かい助けや支えによって、より多くの人が心を大切に守りながら生きていける社会となることを心から願っております」と締めくくった。

■結婚会見を終えた今も疑問視するメディアがいる理由


 今回の会見を、皇室ジャーナリストはどう見たのか。

 元宮内庁職員でもある山下晋司氏は「質疑応答のあるなしに関わらず、“こういったことはお話しすべきだろう”と思っていた内容がおおむね盛り込まれていたので、良かったんじゃないかと思う」と振り返る。

 「今回のご結婚というのは、“公”と“私”のうち、“公”の部分を外しましょう、また、“私”の中でも宮中の中では公的な意味合いのある部分についても外しましょう、つまり、完全な私人としてのものになった。昨年の記者会見で秋篠宮殿下が憲法の規定についておっしゃっていたが、それは皇族だからではなく、日本国民に適用される規定だ。この点からも、私人としての結婚を認めようということなので、整合性は取れていると感じる。

今回の会見についても、私人になったとはいえ、今まで皇族だった以上、“最後のけじめ”というような意味合いで話すべきだと、秋篠宮殿下もおっしゃっていたのだと思う。それを守ったというふうに考えていいだろう。文書でお答えになった5問の質問中、4問に“誹謗中傷”、“誤った情報”という言葉が出てきたことを見ると、相当強く訴えたかったことなのだろうと感じた」。


 また、週刊誌『女性自身』時代に皇室を担当し、上皇さまに関する著書もある近重幸哉氏は「雑誌を中心としたメディアやインターネット上では誹謗中傷だと感じられるような一方的な記事や書き込みが多かったのはそのとおりだと思う。そこに対して何の反論もできなかった眞子さんと小室さんが反論し、そして文書で回答するという機会を設けられたことは良かったと思う。ただ、私の印象としては意見を述べる、主張する場であって、決して会見という形にはなっていなかったという印象が残った」と指摘する。

 「やはり儀式が行われず、結婚式もなしという形になった背景には、小室さんのお母さんと元婚約者さんの金銭トラブルの問題が3年半経った今日においてもずるずると解決されずに来ていて、交渉の進展もあまりないということがある。小室さんは“交渉する”“解決に向かっている”というニュアンスのお話をされたが、現実としては今日まで解決されずに結婚の日を迎えたわけで、そこに多くの国民が疑問に思っていることも事実だと思う。

 最後の機会、ということを考えれば、もう少し国民にお気持ちや状況が伝わり、やわらかく受け止められるよう、ご自身たちの言葉で話をしてもらっても良かったのではないか、報じられた中で誹謗中傷と感じられた点も挙げて説明していただきたかった、と思う。質問が提出されてから数日間あったわけで、前日になって急に予定を変更されるということではなく、“この内容についてはお答えはしかねる”と事前に回答する、あるいは眞子さんがお辛く思われるのであれば、小室さんだけがお答えになる、というよう選択をしても良かったのではないか」。


  ロンドンブーツ1号2号の田村淳は「まずは“おめでとうございます”、という気持ちだ。質疑応答が無くなったことをニュースで見て、眞子さんの体調のこともあるし、“大丈夫かな”と不安に思っていたが、100%もやが晴れたわけではないが、触れてほしい部分にはきちんと触れられていた」と話す。

 「秋篠宮さまが娘を送り出すにあたって求めていたのは、小室さんに“金銭トラブル”と言われていることについて国民がちゃんと理解できるよう、分かりやすく伝えてください、ということだったと思うし、それは決して高いハードル設定ではないと感じていた。そして、それが国民の祝福のラインにもなっていった。もちろん親の金銭トラブルを子どもが背負うことはないとは思うし、今までも小室圭さんなりに分かりやすく説明しようとしてきたのだろう。

 ただ今回の会見を聞いていて、中には眞子さんからの提案で行動したこともあったのか、と驚いたし、それによって別のもやがかかったということもある。4月に公表した28枚の文書で眞子さんが納得していたのだとすると、本当にそれで良かったのかというところに立ち返ってしまう部分もある。そういうところに対する国民感情がいろいろな言葉になって出てくるのは仕方ないと捉えている。思ったよりも聞きたいことが聞けた会見だった。なので、今は心から祝福したい」。


 ジャーナリストの堀潤氏は「眞子さんも一方的に言われっぱなしだったのが、皇籍を離脱して私人になったことで、やっと反論権を行使できるようになったわけだ。先日、眞子さんと同じ学校に通っていた方にお話を伺う機会があった。子どもの頃から本当にしっかりとされていて、周りに指示を出せるタイプの方だったようだ。今回のことも、眞子さんの考えが芯にあって、でも皇室にいらっしゃるから発言できないということで、代わりに小室さんが担ってきたのではないかと想像する。

 それでも、もし自分だったらと考えると難しい。普通であれば、子どもの問題と親の問題は切り分けるべきだという議論もあるはずなのに、それが吹っ飛んでしまって、親が起こした金銭トラブルにについて、会見で説明しろと言われる。皇室が絡んでいるから勝手なことは言ってはいけないとか、こういうことを言うとこうなるからからと、いろんな面で気を遣われていたのだろうし、“親なんで、僕の知っている限りですけれども…”ということになってしまうのではないか」と慮った。

■火に薪をくべたメディアが原因だったのではないか?


 一方で、加熱する報道に対する厳しい見方は少なくない。タレントでソフトウェアエンジニアの池澤あやかは「一般人が“姑”になる必要があるか?と言われれば、ないだろう。第三者である国民の気持ちに寄り添うために失われる人権はないと思う」とキッパリ。

 「私も炎上すると“死ね”という言葉が飛んでくるが、それ以上にいろんなことを言われてきたんだろうなと思う。一般人の感覚からすると、“家柄のいい人と結婚しなさい”などと言ってくる家族が1人、2人いるだけでもメチャクチャきついはずなのに、それが国民レベルの人数でいて、しかもプライベートもガンガン報道されてしまっている。金銭トラブルの話も、小室さんの母親の問題であって、眞子さんと2人でどうにかできる問題だったのだろうか。皇族なのであれこれ言いたい気持ちも分かるが、その前に一人の人間だ。一連の報道は人権侵害だと思う」。


 リディラバ代表の安部敏樹氏も、「“今後の報じ方は?”という論点については“報じなくていい”、という答えに尽きる」と断じる。

あわせて読みたい

「小室眞子」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    男性が「男らしさ」を追求する本当の理由

    御田寺圭

    12月01日 10:08

  2. 2

    一連の世代交代、執行部交代で、あちらこちらで改革のエネルギーが少しは高まったかな

    早川忠孝

    12月01日 14:33

  3. 3

    鬼束ちひろ 飲酒なし、薬物検査も陰性…救急車キックで逮捕も“パニックの理由”に広がる同情

    女性自身

    12月01日 10:17

  4. 4

    言うべきこと言わない、言われたことだけしかしない by みずほ

    ヒロ

    12月01日 10:32

  5. 5

    大人が突然新しいことにチャレンジする「中年の思春期」忙しい我々が2回目の青春を謳歌するコツ

    土屋礼央

    12月02日 09:01

  6. 6

    まるで料理写真の教科書 政府系金融機関が出した写真の撮り方マニュアルが話題に

    川島透

    12月01日 09:00

  7. 7

    泉田議員「2~3千万円の裏金を要求された」 自民党新潟県議を実名で暴露

    田中龍作

    12月02日 09:28

  8. 8

    ウイグル弾圧、習主席らの関与示す「新疆文書」が流出

    BBCニュース

    12月01日 15:56

  9. 9

    高市早苗氏 中国への情報流出を危惧「入国時のスクリーニングを」

    BLOGOS編集部

    12月01日 09:02

  10. 10

    立民・泉代表が役員人事案の骨格を発表 2日に両院議員総会で承認を得たいとの考え示す

    立憲民主党

    12月01日 17:14

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。