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日本がアメリカに提案すべきこと

 安倍総理が訪米します。安倍さんのお土産は何かとか、安倍さんは何を話するのかが関心を集めていすが、私は、何故政治家次のような提案をしないのか不思議でなりません。

 私は何を言いたいのか?

 その前に、丹羽宇一郎前駐中国大使が19日、都内で講演し、日本から中国に対し「ごめんね」と言えばいいと言ったとか。

 でも、一体日本は何について中国に謝るのか?

 丹羽氏は次のようにも言います。「日本は尖閣に外交上の争いがあることを認めるべきだ」

 百歩譲って、それが事実だとしても、だからといって中国のよう武力で威嚇するような行為が認められるというのでしょうか?

 中国が尖閣について正当な権利があると考えるのであれば、正々堂々と国際司法裁判所に訴えれば言い訳で、そうしたまっとうな手段を選ばずに、他国の領空を侵犯するのみならず日本のヘリコプターや艦船にレイダーを照射するとは何事か、と言いたい。

 つまり、日本が中国に謝るということは、そういった中国のやり方を認めるということになり、そうなれば、益々世界中には力の論理がはびこってしまうのです。つまり、正義とか人権はどこかに吹っ飛んでしまうのです。

 それが日本の経済界の総意なのでしょうか?

 ああ、情けない!日本は経済的利益を守ることができれば後はどうでもいいのか?

 そんなに狭い料簡だから日本は海外から尊敬されることがないのです。

 話を本題に戻しますが、ここ数年、我々日本人は、こういった日中や日韓とのでの揉め事で頭を悩ましていす。できれば、そうしたことを円満に解決できないか、と。

 再び、横道に逸れますが‥

 日本は竹島の問題を国際司法裁判所に訴える方針だったのに、何故撤回してしまったのでしょう?

 竹島が韓国に不法占拠されているのに、何も抗議をしないのでしょうか?

 中国は、そうした日本の態度をよく分かっているから、とにかく尖閣を実力で占拠してしまえば、後は竹島の問題と同じように、日本はとやかく言わないと思っているのではないでしょうか?

 だとしたら、そのように中国に思わせる日本にも幾分の責任があるということになり、竹島の問題は筋を通して国際司法裁判所に訴えるべきだと思うのです。

 話を戻します。

 もちろん、我が国の国民は、国際間のそうした揉め事を武力の行使で解決しようなどとは思いまん。また、そんなことできないように憲法が政府を戒めているのです。

 つまりそうなれば、日本としては、幾ら正義と主権を主張し、自分たちの権利を守りたいと思っても、そのための有効な手段を持たないということになります

 では、この際、世界の常識に従い、日本も憲法を改正した上で国防軍を保有し、その軍隊の力で日本の領土を守り抜べきなのでしょうか?

 私は、憲法の改正自体は支持する立場なのですが、今の9条を改正する考えは支持することできません

 つまり、日本としてはこれまでどおり、国際間の紛争を解決するために武力の行使をするようなこはすべきではないという立場なのです

 このようなユニークな立場を取っているのは日本だけであり、だからこそ、そこに日本の特色があると言ってもいいのです。何故その良さを放棄する必要があるのか?

 幾ら世界の常識と日本の現実が違っているとしても、それは日本が先を行っているからであり、世界の国々が日本を目指すべきであって、日本が逆戻りするのはおかしいのです。

 但し、そうなれば、幾ら自衛隊という存在があっても、それは張子の虎のようなものとしか見られず、例えば中国などからは足元を見られ、レーダーの照射なんてことが起こるのです。

 では、日米同盟を一層強化して、中国の脅威に備えるという考えはどうなのか?

 しかし、日米同盟を強化するとなれば、日本としても、米軍が他国の軍隊から攻撃を受けた場合に出動しない訳にはいかなくなり、それこそ憲法が禁止した紛争解決のために武力の行使をすることになってしまうのです。

 だったら、どうしたらいいのか?

 だから私は前々から主張しているのです。

 つまり、世界の警察組織を作り、何か揉め事がある場合には、その世界警察の出動を求めるようにすべきだ、と。そして、そうした世界警察を作るためなら、日本が経済力に見合って幾らでもお金を出すべきだと思うのです。

 世界の警察という言い方が分かりにくければ、常時活動をする国連軍の創設と言ってもいいのです。

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(国連のPeacekeepers 写真はUNより)

 では、どうやって世界警察を作るのか?

 一番簡単なのは、世界中の軍隊がその一部を世界警察に移譲すればいいのです。

 もし、そのようなことが可能であれば、今起きているような中国の挑発行為に対しても、世界警察が出動して対応すれば、日本と中国の戦争に発展するようなことにはならないのです。

 私が言いたいのは、日本の平和憲法は大変立派な理想を掲げてはいるのですが、その理想も、こうした世界警察の存在がなければ絵に描いた餅でしかないということなのです。

 しかし、現実の世界はと言えば、大国のエゴがまかり通り、自国の軍隊をバックに自国の主張を通すようなことばかり考えているからいつまで経っても揉め事が絶えないのです。

 もちろん、世界警察の設立を日本が主張したところで、最初は一笑に付されるかもしれません

 しかし、大国はなかなか賛成しなくても世界中には、そうした世界警察が存在すれば、どれだけ有難いかと思う国が多く存在する筈です

 仮にアメリカがその軍隊の1/10を割譲し、そして欧州の軍隊も1/10を割譲し、さらに日本が自衛隊の1/2を割譲することができれば、世界警察なんて割と簡単に作ることできるのです。

 それに、そのような方法で世界警察を作るのであれば、追加の費用んど要りません

 もちろん大きな問題は残ります。それは、一体誰がその世界警察をコントロールするのか、ということです。
 
 もし、その世界警察の運営が、今の国連の安保理と同じようなシステムで運営されるとなれば、幾ら世界警察という組織が存在したとしても、なかなか実際にはその組織が発動されないのではないか、と。

 多分、最初はそうでしょう。

 しかし、そうではあっても、世界警察が少しずつでも動き出すことになれば、次第に信頼を得ることができ、世界の平和に大きく貢献することは確実でしょう。

 そうして世界警察を設立することに成功したら、今度は国際司法裁判所を、真に意味のある世界の裁判所として衣替えをすることも必要になる訳です。

 最初はバカと言われるかもしれません。でも、そうやってバカと言われながらも、世界警察の設立を訴えるのは何故なのかを世界の人々が知ったとき、日本は世界から尊敬される国になると思うのです。

 日本は、日米同盟のためにお金を出すよりも、世界警察を設立するためにお金を出すべきだと思うのです。

 米国の望みが、自由と人権が守られる世界の実現にあるとするならば、世界警察の設立に反対する理由はない筈です。

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