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  • 女性自身
  • 2021年10月26日 12:01 (配信日時 10月25日 18:14)

真冬に日本海を北上…18歳青年の“徒歩で日本縦断旅”を心から応援できない人が多いワケ


稚内まで徒歩で日本縦断をーー。沖縄県・糸満市に住む18歳の青年・比嘉琉久さんの“あるチャレンジ”が波紋を呼んでいる。

なんと比嘉さんは10月22日に日本最南端の波照間島を出発し、来年1月28日ごろに日本最北端の北海道・稚内市にたどり着く予定だという。約3カ月半かけて2,800kmの道のりを、徒歩で縦断するというのだ。

琉球新報によれば、比嘉さんは今年2月から公認会計士を目指して専門学校に通っている学生。だが通信講座を受講しているため、初めて1カ月ほど人と会わない経験をし、「気分があまり上がらなくなった」という。また同時期には新型コロナの影響で、自分以外にも同じように悩んでいる人がいることを実感。そして、「そんな人たちに元気と勇気を与えたい」と日本縦断を決意したという。

「比嘉さんは日本縦断を実現させるため、今夏にクラウドファンディングで支援を募っていました。そもそも旅に興味を持ったきっかけは、母親との会話だとか。その後、16歳で東京に初めて1人旅をし、充実感を得たようです。今回の日本縦断の旅は、《「生きている実感」が欲しい。何か大きな挑戦がしたい》との思いがあったようです。しかし集まった支援金はわずか83,000円で、目標金額の470,000円には届きませんでした」(ITジャーナリスト)

比嘉さんは資金作りとトレーニングを兼ねて、7月と9月に上京。東京でテイクアウトの配達員をし、徒歩で食事を届けたという。多いときは1日に30~40キロ歩くこともあったようだ。

ルートは真冬の日本海側……

そんな比嘉さんは琉球新報の取材に、「知識がある大人ほど止めてくる」と語っている。両親も反対したというが、「自分のやりたいことを、まだ1回もやったことがないのに止められるのは嫌いだ」「ちゃんと準備すれば達成できることがあると証明したい」と意気込んでいる。

だが、大人が反対するには理由がありそうだ。比嘉さんのインスタグラムをのぞいてみると、日本地図上に旅のルートを示した画像が。それによると九州、広島、岡山、兵庫、京都と縦断するようだが、福井あたりから東北、北海道に向けて日本海側に沿って北上するルートになっているのだ。

真冬の日本海側は、太平洋側に比べて、降雪地帯が多く、寒さも格段に厳しく、険しい道のりになることが容易に想像できる。さらに宿泊は、「主に野宿」だとも伝えられている。極寒となる稚内に向けて歩を進める比嘉さんに、SNS上では心配の声が相次いでいる。

《「無謀だ」とか「やめとけ」ってのはあまり言いたくないんだけど、なんでこれから雪の降る冬なんだよ……なんで日本海側なんだよ……せめて季節と進行方向を考えれば応援出来るだろうに》
《これからの厳しい時期に日本海側のルートを選択、おまけに基本野宿って本当に考え直してほしい。お願いだから》
《大きなお世話だけど、北海道から沖縄に向けて出発した方がいいよ。今10月でしょ? ゴールする頃の北海道の寒さ、やばいと思うよ》
《読めば読むほど無謀。周りに不安しか与えられないと思う》

出発前にインスタグラムで《この挑戦を通じて、自分自身としてはホンモノの強さを見つける機会にしたい》と綴っていた比嘉さんだが、無事に帰還することを祈るばかりだ。

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