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- 2011年03月30日 18:10
非常に迷惑な石原都知事「花見は自粛を」発言〜精神論振りかざしてどうするの?
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29日付け時事通信記事から。
「今ごろ、花見じゃない。同胞の痛みを分かち合うことで初めて連帯感が出来てくる」
「(太平洋)戦争の時はみんな自分を抑え、こらえた。戦には敗れたが、あの時の日本人の連帯感は美しい」
どうしてこうも些細な物事に「戦には敗れたが、あの時の日本人の連帯感は美しい」などと石原流の余計な一言を付けて世論を煽るのでしょうか。
この震災による「計画停電」のもとで、私は花見などお上が自粛を呼びかける性質のモノじゃないと思っていますが、大勢の人々が例年のように夜桜の下で宴会をして酔っぱらう図はみっともないとは思います、ですから都が提灯を用意しないのは賛成です。
仮設トイレも被災地に送って在庫無しなわけですしね。
もっとも国民の心象からいっても「計画停電」による帰りの足(あし)の問題もありますから例年みたいにたくさんの人が花見で宴会する事はかんがえにくかったですけどね、仮に都の呼びかけがなくてもです。
だけどです、今時花見をするやつは「非国民」だ、同胞の痛みを分かち合え、連帯しろ、みんな自分を抑えていた太平洋戦争の時を思い出せ、戦時の日本人の連帯感は美しかったじゃないか、こんな調子で上から目線で石原さんに言われると、戦時下でちょっとスカートをはいていた女性が「おい、そこの非国民。この非常時に何をこじゃれた服装をしているのか。国難に対し精神がなっとらん」と憲兵に怒鳴られてあわててモンペをはかされたそうですが、なんかなあ、そんな感じのイヤーな感覚になっちゃうわけですよ、もとは些細な話なのに。
なんでたかが花見の自粛がこうも全体主義的解釈に発展してしまうのか、私には理解できません。
私も別な理由で上野公園等例年のどんちゃん騒ぎには反対なので、非常に迷惑な石原発言であります。
・・・
3.11から20日がたとうとしています。
今もって東北の被災地では被災された方々の支援活動やインフラの復旧活動が急がれていますし、死者・行方不明者の総数が3万にとどかんとしている戦後最大の厄災であり福島第一原発の4つの炉の状態も安定冷却にはほど遠く、まったく予断を許さない状態が続いています。
首都圏では電力不足のもとで「計画停電」が実施されており、国全体が「自粛」ムードに覆われています。
被災地救援と原発事故対処を急がなければならないのはそのとおりですが、ボランティアに参加するなど個人的に支援活動をしたり、義捐金に募金したり各人で可能なことから参加するのは大いにすればよろしいとしたうえで、被災地以外の国民が今貢献できることは何か、それは震災前と同様に、一生懸命働きそして一生懸命消費することです。
経済を萎縮させないために、物、人、金を流動させることこそが、結果的に日本の復興に繋がると考えます。
花見は自粛を=被災者に配慮必要−石原都知事「桜が咲いたからといって、一杯飲んで歓談するような状況じゃない」
東京都の石原慎太郎知事は29日の記者会見で、東日本大震災に関連し、「桜が咲いたからといって、一杯飲んで歓談するような状況じゃない」と述べ、被災者に配慮して今春の花見は自粛すべきだとの考えを示した。
石原知事は「今ごろ、花見じゃない。同胞の痛みを分かち合うことで初めて連帯感が出来てくる」と指摘。さらに「(太平洋)戦争の時はみんな自分を抑え、こらえた。戦には敗れたが、あの時の日本人の連帯感は美しい」とも語った。
都は既に、花見の名所となっている一部の都立公園について、節電などのため入園者に宴会自粛を呼び掛けている。(2011/03/29-19:12)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011032900919
「今ごろ、花見じゃない。同胞の痛みを分かち合うことで初めて連帯感が出来てくる」
「(太平洋)戦争の時はみんな自分を抑え、こらえた。戦には敗れたが、あの時の日本人の連帯感は美しい」
どうしてこうも些細な物事に「戦には敗れたが、あの時の日本人の連帯感は美しい」などと石原流の余計な一言を付けて世論を煽るのでしょうか。
この震災による「計画停電」のもとで、私は花見などお上が自粛を呼びかける性質のモノじゃないと思っていますが、大勢の人々が例年のように夜桜の下で宴会をして酔っぱらう図はみっともないとは思います、ですから都が提灯を用意しないのは賛成です。
仮設トイレも被災地に送って在庫無しなわけですしね。
もっとも国民の心象からいっても「計画停電」による帰りの足(あし)の問題もありますから例年みたいにたくさんの人が花見で宴会する事はかんがえにくかったですけどね、仮に都の呼びかけがなくてもです。
だけどです、今時花見をするやつは「非国民」だ、同胞の痛みを分かち合え、連帯しろ、みんな自分を抑えていた太平洋戦争の時を思い出せ、戦時の日本人の連帯感は美しかったじゃないか、こんな調子で上から目線で石原さんに言われると、戦時下でちょっとスカートをはいていた女性が「おい、そこの非国民。この非常時に何をこじゃれた服装をしているのか。国難に対し精神がなっとらん」と憲兵に怒鳴られてあわててモンペをはかされたそうですが、なんかなあ、そんな感じのイヤーな感覚になっちゃうわけですよ、もとは些細な話なのに。
なんでたかが花見の自粛がこうも全体主義的解釈に発展してしまうのか、私には理解できません。
私も別な理由で上野公園等例年のどんちゃん騒ぎには反対なので、非常に迷惑な石原発言であります。
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3.11から20日がたとうとしています。
今もって東北の被災地では被災された方々の支援活動やインフラの復旧活動が急がれていますし、死者・行方不明者の総数が3万にとどかんとしている戦後最大の厄災であり福島第一原発の4つの炉の状態も安定冷却にはほど遠く、まったく予断を許さない状態が続いています。
首都圏では電力不足のもとで「計画停電」が実施されており、国全体が「自粛」ムードに覆われています。
被災地救援と原発事故対処を急がなければならないのはそのとおりですが、ボランティアに参加するなど個人的に支援活動をしたり、義捐金に募金したり各人で可能なことから参加するのは大いにすればよろしいとしたうえで、被災地以外の国民が今貢献できることは何か、それは震災前と同様に、一生懸命働きそして一生懸命消費することです。
経済を萎縮させないために、物、人、金を流動させることこそが、結果的に日本の復興に繋がると考えます。
- 木走正水(きばしりまさみず)
- 新聞・テレビの報道分析が高い評価を受けている。



