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  • ロイター
  • 2021年10月12日 08:40 (配信日時 10月12日 08:39)

世銀、調査研究部門の公正性向上へ取り組み データ操作問題受け


[ワシントン 11日 ロイター] - 世界銀行のマルパス総裁は11日、事業環境の国別ランキングを示す同行の定期報告書「ビジネス環境の現状(Doing Business)」のデータが操作された疑惑が浮上し、廃刊となったのを受け、調査研究部門の信頼回復に向けた措置を講じていると明らかにした。

今週開催の国際通貨基金(IMF)・世銀の年次総会に関する記者会見で語った。優れた研究成果は引き続き世銀の最優先事項だとし、各国の事業環境改善を後押しする新たな手段を計画していると述べた。

また、世銀の信頼回復に向け、調査研究の公正性を改善するために複数の措置を既に講じたとし、チーフエコノミストのカーメン・ラインハート氏の昇格を一例として挙げた。

世銀の外部調査では、IMFのゲオルギエワ専務理事が世銀の最高経営責任者(CEO)だった2017年、同報告書で中国のランクを引き上げるよう職員に「不当な圧力」をかけていたことが判明。マルパス氏は外部調査に関するIMF理事会の再検証についての質問には回答を避けた。

IMFはゲオルギエワ氏が専務理事にとどまるべきかどうかについて、11日に再び検討する予定となっている。

マルパス氏は、ラインハート氏を世銀グループのトップ10の職務に昇格する以外には、世銀の調査研究部門強化に向けた取り組みの詳細に触れなかった。

「最高品質の調査研究の重要性と、世銀がそのような研究成果を数多く生み出す能力があることを強調したい」と述べた。

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