- 2021年10月11日 09:47 (配信日時 10月11日 09:15)
「これからお金持ちになりたいなら農家を目指すべき」ひろゆきがそう断言する理由
1/2これから将来性の高い業種はなにか。2ちゃんねる創設者のひろゆきさんは「狙い目は農業と観光業だ。農業の成功事例は表にあまり出ないが、実はごろごろ転がっている。また、観光業界はパンデミックで落ち込んだが、外国人がお金を落としたくなるスポットはまだ日本にたくさんある」という――。
※本稿は、ひろゆき『ひろゆきのシン・未来予測』(マガジンハウス)の一部を再編集したものです。

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Rawpixel
「僕の仕事に未来はありますか?」
社会がどんどん不安定になっていく中で、大学生や若手の社会人は漠然とした不安に襲われていることでしょう。
僕のところにも「今タクシードライバーをしているのですが、将来性はありますか?」「出版社志望の就活生なのですが、出版業界は今後やばいですか?」といった質問がものすごくたくさん来ています。
ただ、半導体メーカーは将来有望とか、地方銀行は厳しいといった、どこの転職サイトにも書いてあることを言っても面白くないので、“意外と”将来性のある業種を紹介したいと思います。
成功したければ「農家」になれ⁉
僕が注目しているのが「第一次産業」です。
農業・漁業・林業といった第一次産業は「すでに終わった業界」みたいに捉えられている節がありますが、人間が生きていく以上、絶対になくならないので、これからも有望だと考えていいでしょう。
第一次産業の現状について伝えるテレビ番組などは「うまくいっている人」ではなく「困っている人」に焦点を当てるし、見る側もそれを喜ぶ傾向にあるので、みんな正しく理解できないのです。
たとえば、「後継者不足」というテーマはその典型です。
東北地方のある村に、長く続いた西村牧場というのがあったとしましょう。そこの長男ひろゆきが「僕は都会に出る」と継がなかったら、西村牧場はなくなります。そして、それを「現代の悲劇」としてテレビは放送します。
でも、実際にはどこかが買い取って牧場経営は続いていたりすることがほとんどです。むしろ、大手資本が入って、より活性化していることすらあります。
逆に、小さな力で新しい成功を収めやすいのも第一次産業です。
東日本大震災による原発事故の被害に遭った福島県浪江町で、町の再生のためにトルコギキョウの栽培を始めた女性がいます。
そのトルコギキョウは品質のよさから市場で高く評価され、今は家族経営で手取り年収1000万円を超える経営モデルを構築するまでになっているそうです。
しかも、地方ですから家賃などの生活費は都心よりはるかに安く、非常に豊かな暮らしができるでしょう。
こうした成功事例は、農業はじめ第一次産業にはごろごろ転がっています。
ただ、それは情報として流れてきません。多くが個人事業主で発信の場がないし、そもそも「自分は儲かっている」などとあえて言って余計なやっかみを受けたくないからです。
観光業は「必ず復活する」
もう一つは「観光業」です。
僕はコロナ禍以前、著書やインタビューなどで「観光業は将来性がある」と伝えてきました。というのも、日本が貧乏になれば、相対的に外国人はお金持ちになって「物価の安い」日本でお金を落としてくれるからです。
しかし、ここ最近は「観光業が伸びると言っていましたが、さすがにもう厳しいですよね?」と聞かれます。
たしかに、今はまだコロナの影響が大きく、観光業はどこもかなり苦労しています。でも僕はこのパンデミックを踏まえても、「観光業は期待できる」と考えています。
幸いにも、日本には外国人がお金を落としたくなるスポットがたくさんあります。
たとえば、京都のお寺や町並みは京都にしかないもので、「写真ではなく本物を見たい」という人が世界中にたくさんいます。そういう人たちが京都を訪れ、高級旅館に泊まり、高いレストランで食事をし、お土産をどんどん買ってくれる日が、そう遠からず来るでしょう。

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エジプトがピラミッドなどの遺跡観光でいまだに外国人を呼んでいるように、歴史的価値を持つ観光地は千年単位で栄えます。そういう観光地の周辺は、今後再び活気を取り戻していくでしょう。
とりあえずIT系に入っておけ
しかし、大学を出ていきなり農業などを始めるのはハードルが高いし、観光業もしばらくは厳しい状態が続きそうです。
そこで、意外性はまったくないですが、今の大学生にアドバイスするならば、やはりIT系の企業に入っておくことをすすめます。
できれば大手のほうがいいですが、サイバーエージェントや楽天などに新卒で入れるような人は、すでに多くの応募者の中から選ばれるポテンシャルを持っているわけで、人生であまり困ることはないはずです。
そうではない、ごく普通の大学生の場合、大手ではなくてもIT系の企業で仕事をしていれば、そのスキルを海外でも生かせます。
日本人の給料はどんどん下がり続けているので、外国に行けば同じ仕事をしてもより高い給料がもらえます。つまり、日本以外の国に行っても稼げるスキルを身につけておけば有利だということです。
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