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【アマゾン】、手間なしでプレゼントを贈れるプライム向け新特典!動画とどう関係する?



■ネット通販最大手のアマゾンは4日、アマゾン・プライム会員向けに送り先住所がなくてもプレゼントなどを相手に贈れる機能を追加した。

贈り先の住所入力の手間が省けるだけでなく、事前にプレゼント内容を相手に知らせることで返品等の処理もなくなる。

自宅住所に送られた際に置き配により盗難等の被害に合わなくなる他、貰い手の個人情報などのプライバシーも守られるメリットがある。

アメリカでは大半の消費者がクリスマス・プレゼントでも気に入らなければ返品する。1.5万人以上を対象にした2年前の調査では77%の人がプレゼントでも返品すると答えていた。

またプレゼントとして貰った物でも半数以上を返品するとした強者も2割近くに上っていたのだ。

クリスマスや誕生日などで使われそうな新機能は簡単だ。

プレゼント提供者が贈りたい商品を「カートに入れる(Add to Cart)」ボタンをタップし自分のカートに贈り物を乗せる。

ショッピングカートにアクセスし、商品にあるギフトオプション「簡単に返品できるようギフトレシートをつける(add gift receipt for easy returns)」をチェックし「レジに進む(proceed to Checkout)」をタップ。

送り先住所を選ぶ際、新たに加わった「贈り物の受取人に送り先住所を提供してもらう(Let the recipient provide their address)」を選択する。

次のページでは受取人のメールアドレスもしくは電話番号を入力するのだ。このとき字数制限があるものの簡単なギフトメッセージも入力できるようになっている。後は決済ボタンをおすだけだ。

その直後、受取手のメールもしくはショートメッセージで通知がいく。受取手が通知をタップするとアマゾンのページにアクセスし、プレゼントとプレゼントが届く日時が表示されるのだ。

そこにあるボタン「プレゼント内容を確認する(View and accept your gift)」をタップすると、プレゼントの箱から商品がでるアニメーションとなる。

プレゼント確認後、「受け取りを許可し、送り先住所を提供する(Accept and provide address)」をタップし、自宅や勤務先の住所もしくはアマゾン・ロッカーなどのピックアップオプションを選択して受け取るのだ。

受け取り手がプライム会員でなくても、プライム会員にある翌日配達などの配達特典を受けられるようにもなっている。

一方、プレゼントが気に入らなければ「アマゾン・ギフトカードに変更する(Exchange for Amazon Gift Card)」をタップし、商品代金分のギフトカードを受け取ることになる。

アマゾンでは、贈り物がアマゾンのギフトカードに変更されたことは贈り手に知らせないとしている。

 昨年の年末商戦ではパンデミックの影響で多くがオンラインでショッピングを行った。オンライン売上は記録的な増加となったのだが、一方で置き配による盗難がさらに拡大することになったのだ。

アメリカでは玄関に置き配された宅配物を盗む輩を「ポーチ・パイレーツ(Porch Pirates:ポーチとは玄関の意味で『玄関盗賊』)」と呼び、大きな問題になっている。

マーケティング分析を行うCRリサーチの調査では昨年は43%の人がポーチ・パイレーツの被害にあっており、2018年の31%、2019年の36%と年々被害が大きくなっている。

週に1回以上、何かしらの配達物を受けると答えた人が59%もいるため、64%の人が複数回に渡ってポーチ・パイレーツの被害をうけている。

CRリサーチによると1回の被害額の平均は136ドル(約1.4万円)になっており、81%の人は購入先からリファンドしてもらっているという。

ファインダー・コム(Finder.com)の最近の調査でも平均の被害額は156.82ドル(約1.6万円)にも及ぶと明らかにしている。

プレゼントの貰い手が通知を受け取ったとき、自分で送り先を選択できることでこういった置き配の被害を食い止められることになる。

 プレゼントを送る新機能はアマゾンにとっても事前にギフトカードを選ばせるオプションをつけることで返品コストを抑えることにつながる。

合理的過ぎているという気もしないではないが、これからのクリスマスシーズンに向けて多用されることになるだろう。

トップ動画:アマゾンの新機能と全く関係がない「ゆっぴーボウリング練習」動画。女子がボウリングをするだけのシンプルな動画だが2週間ちょっとで再生回数が50万回を超えている。この動画の分析とエントリー記事を、どう関連付けるのだろうか?まずは動画を見て欲しい。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。スマートで高コスパのYouTuberを見つけました。女性アイドルによる「ゆっぴーボウリング練習」です。ボウリングをするだけのシンプルな動画です。一つの動画で2ゲーム分を投げるのですが、衣装を動画毎に変えるのみ。これだけで最近のほぼ全ての動画が10万回再生以上(登録者数6万人程度)となっています。2年前から始めた腕前はプロ級でもありません。喋りも最小限でストライクやスペアでポーズを決めるのみ。

色々な企画を考える必要もなければ、凝った動画編集や加工もありません。フォーマット化された撮影時間は2ゲーム分で、1回の動画費用もゲーム分(1,000円以下)にTシャツとミニ・スカートだけ。動画の再生回数を分析すると記録や内容でなくサムネにある出で立ちで反応が異なっています。エントリー記事にあるアマゾンの新機能が日本でも始まれば、海外視聴者もゆっぴーさんに好きなTシャツ等を贈れます。そうなれば服代も不要。仮に不向きな贈り物ならギフトカードにして、ゆっぴーさんは好きな商品に変更できます。

 ゆっぴーさんのようなアイドルは、プレゼント専用のメルアドを用意するだけ。事務所所属ならスタッフによる贈り物の安全確認も省けます。送り先住所等のプライバシーも守られますね。

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