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まあ、今回は、してやられた、ということになりそうだが、くれぐれも悲観されないことだ

岸田さんが第100代の内閣総理大臣に就任された。

第99代の総理大臣だった菅さんは、あれやこれや批判されたところもあったが、総体的に見れば、難しい状況の中で難しい仕事を結構上手に仕上げて行った結構いい総理大臣だった、ということになるだろう。

切れ者風にはまったく見えない、朴訥そのもののような風貌だったが、実は仕事を仕上げることにかけては天下一品の、実務肌の政治家だったということになる。

肩の荷を降ろして今頃はホッとしておられるかも知れない。

嵐のようなこの1年間を何とか乗り切ってここまでやって来られた、ということで、まずは、お疲れ様でした、と申し上げておきたい。

岸田内閣は、今日の夕刻に発足するが、私のブログの読者の方は、早速、選挙管理内閣だ、などと銘打っているが、私は、岸田内閣は、選挙を意識した選挙対策内閣ではあるが、選挙後の様々な政治状況にも臨機応変に対応出来る人材を揃えた、可塑性のある仕事師内閣になりそうな予感がしている。

新入閣組が13人もいる、ということだから、重厚感には乏しいだろうが、その分柔軟に動き回ることが出来るようになるだろう。

一番いいのは、長年財務大臣のポストに座り続けていた麻生さんが財務大臣から外れたことである。
愛嬌はあるが、あちらこちらで舌禍事件を起こしそうな人が岸田内閣の閣僚に入らなかったことは、岸田さんにとってはプラスに働くだろう。

菅内閣の傀儡だ、安倍内閣の傀儡だ、などと言いたくなる人は相変わらずおられるだろうが、新入閣組が13人もいて、しかも女性閣僚が一人増えて3人になり、菅内閣の目玉であったデジタル大臣にその女性閣僚の一人が就任するのだから、どう見ても菅内閣の表紙を代えただけだ、などという批判は当たらなくなる。

野田さんが少子化担当大臣として入閣するので、立憲民主党などが公約として掲げる政策の主要部分は岸田内閣の政策の中に取り込まれてしまうだろうから、野党の皆さんにとっては実に攻めあぐねる内閣になってしまうこともあり得ないではない。

岸田さんは、簡単には「切れない」タイプのようである。

結局は、政策で競い合わなければならなくなるはずである。

私は、その方が国民にとってはいいことだろうと思っている。

対決よりも解決、対決よりも対案、を標榜されている方々にとってもいはずだ。

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