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時代遅れな人と思われないように・・・

 民主党が以前より積極的に推進してきたことだが、インターネット選挙に向けて各党もその気になってきたようだ。私もインターネット選挙は進める価値があるとおおいに考えている一人である。ただ、全体としてみると、何をいつ発信するかというよりも、「SNSに無頓着な政党や各議員は単に時代から取り残されている」という風に思われてしまうという恐れから「インターネット選挙に賛成!」と発しているような印象もある。有権者の利便性や有権者の政治参加を高めるという意味ではなく、私がどのように思われるかを中心に考えている人もいるような印象である。

 さて、私もツイッターを再スタートさせた。1月末まではスマホを利用していたのだが、歳とともに老眼が進み、小さい字や特に暗いところでは字が読めなくなっていた。スマホでは字を大きくできるとはいうものの、字は大きくなっても画面が大きくなるわけではない。そのため、字が大きくなればなるほど文章全体がかえってわかりづらくなる。大いにストレスだった。字を読んだり打ったりするのが億劫になり、つい使うのが面倒になってしまった。

 人は文章を一字一字読むわけではない。例えば「関東地方、本日夕刻積雪の可能性」という見出しがあったとしよう。その時人は「関・東・地・方、本・日・夕・刻・・・・」と一字一字読むのではなく、「関東地方、本日夕刻積雪の可能性」という文を一瞬で一気に読むだろう。個人差はあるものの、複数の字をいっぺんに読む、あるいは速読が得意の方は2~3行一目で読んでしまう。つまり、スマホで字が大きくできたとしても全体像はわからなくなるため、決して読みやすくはならないのである。

 そこで、私は携帯電話と小型タブレットの2台を持つことにした。携帯電話では通話(電話とショートメール)、タブレットで通信(電子メールとインターネット等)。字が読みにくいというストレスは大きく改善された。そこで、ツイッターだけでもまず再スタートさせたのである。 

 しかし、携帯電話を購入する際、機種の選択肢は全くなかったのには往生した。パンフレットに載っていても在庫がない。子ども用と高齢者用と成人用の3機種くらいしか選択肢がない。販売店に聞いたら、今でも携帯電話の需要はかなり高いとのこと。では、なぜ作らないのだろうか。携帯、スマホ、タブレット、PCと色々対応すると開発コストがかかる割に利益を生まないということなのだろうか。それとも単純に通信料で儲けようとする通信大手の陰謀だろうか。それとも使いもしないのに時代遅れと思われないためにスマホに切り替える横並び主義の消費者が悪いのだろうか。

 えっ、待てよ。「時代遅れだと思われないためにインターネット選挙に賛成」と言うのと、「使いもしないのにスマホに持ち替える」のと何が違うのだろうか(2013年2月15日、藤本祐司55歳最後の日)。

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