- 2021年09月30日 20:05
28歳時事YouTuberが見た自民党総裁選。これって私が変なんですかね?
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28歳時事YouTuberの私が自民党総裁選を取材しました。政治家の取材はいわゆる大手メディアの政治記者と呼ばれる人たちの専門的な取材を中心に行われます。国民のために政治家にとって耳の悪いことを報道しなければいけないけど、政治家から情報を引き出さないといけないから、嫌われすぎてはいけないという難しい仕事です。
そして、権力に近くなりすぎ、いうべきことをいえなくなるなんてことは、よくある話です。私は嫌われても、あまり困らないので、純粋な疑問をきくようにしています。昨年も自民党の総裁選を取材し、去年とはがらっと変わったところもあり、その現場の空気感や、私の政治記者ではない、素人の率直な感想も含め、のべたいと思います。主観で書き進めていきます。
え?反省はないの?
みんな、自民党を変えなきゃいけない。とか、政治への信頼を取り戻さなきゃとかいうことへの違和感。大臣やっていたのに?自民党で要職ついていたじゃないですか?政権与党にいたのに、なぜ私は関係ありませんみたいな言い方をするの?という気持ち悪さがありました。
権力闘争するその元気さや、電話で若手議員をおどす暇があるなら、地元にかえるなり、ネットを使うなりして、困っている人の声に耳を傾け、臨時国会ひらいて、コロナ政策を一つでもすすめてよ、菅政権でよくなかったところや変えなきゃいけない自民党とは具体的に何で、それに対してどのようにアプローチしたの?というところをもっと話してほしかったです。

教育、子育て政策は?
岸田文雄さんのマニフェスト、教育の項目は少なかったです。これは政治ではよく見る光景です。取材現場でも、子育てや教育の質問は少ないです。安全保障ももちろん大事ですが、子育てしにくく少子化がすすみ内側からダメになっては元も子もないです。子ども政策の議論喚起をした野田聖子さんの出馬の意義はすごくあったと思います。

子育てや教育政策の優先順位が低すぎます。政治取材をすると痛感する。昭和のマッチョな殿方の、政治は安全保障、外交、憲法...。子育てはパートナーに任せたし、子育てど真ん中の有権者との対話も少ない。だからか、現役子育て世代はなめられていると感じます。でも踏ん張る議員はいます。だから応援しないと!
今回の衆院選挙では、主要6政党の若者政策に力をいれた議員さんにお話を伺っていますので、ぜひ、たかまつななチャンネルで近日公開しますのでご注目ください。
女性記者も現場は非常に少ないですし、自民党の総裁選の候補者は半数が女性なのですから、メディアも変わってほしいです。相変わらず、メディアの幹部も女性が少なすぎだと思います。若者政策の優先順位をあげる方法を本気で考えていきます。
政策論争はあった?
昨年は、口下手な菅さんがメディアにでない方針で、ボロがでなければ絶対に勝てる状況だったので、公開討論などは決められたごくわずかなものばかりでしたが、今回は、メディアに出て名をあげたかったり、拮抗したためメディアを通して自民党員にアピールする必要がありました。だから、かなりオープンな印象がありました。それは良かったと思います。
衆議院選挙では、全国で公開討論会が実施されるといいなと思います。私自身も、公開討論会の司会などは積極的に引き受けますので、ご連絡ください。JCという地域をよくしようという社長さんたちの集まりが主催することがおおいのですが、地方紙やメディアがもっと主体的にできるといいですよね。あとは、討論の際に、候補者とのクロストークはNGという方がいたり、でたらボロがでるといって出ない方がいるのですが、そういうのは本当にやめてほしいです。1人が頑なにでないと中立じゃないからとやらないことが多いわけですよ。断った理由とともに、メディアは公開していくべきだと思います。こういうのを裏できいて、いつもせこいなぁと思う訳です。
政局報道から政策・課題解決の報道へ
メディアは出ていない安倍さんや二階さんの動きをおいすぎです。政局報道から政策報道にかえましょう。その政策に関しても、論点を政治家に立てさせて、詳しくない人が質問するのではなく、専門家をまじえて論点を明確にしましょう。ふわっと話す人の方が得をしていると見受けられる部分もありました。問題点がクリアな人が、具体的な解決策を言うことで、それが現実的でないと批判されていて、他の人はもっとふわっとしているけどなぁ、なのに批判がこの人に集中するのはなぜだろう?と疑問におもう瞬間がありました。
私も教育政策など自分がくわしい部分ではわかりますが、全部を網羅するとわけがわからなくなるし、政局や票読みにつよい人ばかりをあつめて解説しても、それは政局報道からぬけだせない訳です。こちらは私も自分でYouTubeをやっているので、今後の選挙でより専門家と連携し、改善していきたいです。この課題はどうやって解決しますか?この現場の声はどうするんですか?と政治家に、現場の声をぶつけるのを大事にしたいです。
- たかまつなな
- お笑いジャーナリスト・株式会社 笑下村塾 取締役
1993年神奈川県横浜市生まれ。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科、東京大学大学院情報学環教育部修了。フェリス女学院出身のお嬢様芸人としてデビューし、日本テレビ「ワラチャン!」優勝。また「朝まで生テレビ」「NHKスペシャル」などに出演し、若者へ政治意識の喚起を促す。
笑下村塾ホームページ
https://www.shoukasonjuku.com/



