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  • ロイター
  • 2021年09月30日 05:05 (配信日時 09月30日 07:57)

FRB二大責務の「緊張」解消が最大の課題=パウエル議長


[29日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は29日、欧州中央銀行(ECB)がオンライン形式で主催した金融シンポジウム「ECBフォーラム」で、高インフレと高止まりする失業率との間の「緊張」の解決がFRBが直面する喫緊の課題になっているとし、FRBが担う2つの責務は潜在的に相反しているとの認識を示した。

パウエル議長は「インフレが高水準にあり、目標を大幅に上回る半面、労働市場にはスラック(緩み)が存在するもよう」とし、FRBの二大目標の間に生じている「緊張」の解消が喫緊の課題と強調。「今後数年の間にこの問題に対処することが最も重要な優先事項で、非常に困難な課題となるだろう」と述べた。

その上で、当面はインフレがいずれ自律的に落ち着くという「仮説」に沿って推移することを期待するとした。

また、新型コロナウイルス禍を発端とする景気後退からの回復が進む中、サプライチェーン(供給網)のボトルネックが解消されないことは「いら立たしい」という認識を示した。

パウエル議長は、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が引き続き、米金融政策の道筋を左右する主要因になるとした上で、コロナ感染拡大から18カ月経った今も「ワクチン接種やデルタ変異株制御がなおわれわれの最重要な経済政策であるのはもどかしい」と指摘。さらに「ボトルネックやサプライチェーンの問題が改善していないのもいら立たしい」と述べた。

ボトルネックを巡る問題は「おそらく来年も続く見通しで、インフレが予想以上長期間、高止まりする可能性がある」と予想。同時に、来年の見通しについては、「FRB当局者の間で、成長率がトレンドを大幅に上回り、失業率が現在よりも低い水準に改善する非常に好調な年になることが見込まれている」と述べた。

米金融政策については、量的緩和の縮小(テーパリング)を開始する条件を満たしつつあるという認識を改めて示した。同時に、利上げはまだ遠いとし、FRBが金融政策の正常化プロセスを注意深く進めていると強調した。

*情報を更新して再送します。

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