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自民党総裁選⑸ 原発はじめエネルギーや防衛政策という国家の根幹の一致が大事 党改革は?

(作成:赤池事務所)

国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強!結果に責任!」をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

 昨年来のコロナ禍について、「第5波」の感染者は減少し、重症患者数も全国で1,834人(前日比-71人)となり、徐々に減少し始めています。その背景は、ワクチン接種が、1日14.8万回近くなり、1回目接種が全人口の64.4%、2回目接種が52.1%と過半数を超えたことです。前途を見つめ、感染症対策の徹底に尽くしたいと思います。

 また、台風14号が東シナ海から日本列島に迷走しながら向かっており、今週末17日(金)から18日(土)にかけて、九州・西日本方面へ上陸するかもしれません。防災情報を十分気をつけて頂ければと存じます。

◎自民党総裁選 エネルギーや防衛政策は国家の根幹

 9月15日(水)、自民党総裁選に、河野太郎ワクチン担当大臣が出馬するに当たり、国民的な人気が高いと言われている石破茂元幹事長、小泉新次郎環境大臣が支持することを表明しました。

 その中で、気になることがあったので、取り上げます。

◎石破元幹事長の支持理由は・・・ 原発や防衛政策が相違でも???

 石破茂元幹事長は、河野大臣を支持する理由として、「自民党を変えてほしいとの声に応えるためには改革を志す勢力が、二分することなく一致すべきであると決断した。河野氏を支援するのは、この改革の志が一致したこと、政治理念、国家に対する危機感、国家国民に対する使命感を共有したことが理由だ」としています。そして、同じく河野氏の支持を表明した小泉進次郎環境相に関して「強く共鳴し、思いを共有している」と述べたとのこと。

しかしながら、脱原発を打ち出した原発政策や、地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画の撤回について記者から問われると、石破氏は「現段階で意見の一致をみているわけではない」とした上で「いかにして抑止力を維持するかが重要かという点では私は河野氏と認識の一致をみている。議論をする上において、意見の一致は必ずみられると思っている。原発も同様です」と語ったと言います。

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/131041 

 私は、石破幹事長の下で、参議院比例代表全国区で国政復帰させて頂き、そして、現職復帰後党副幹事長として、幹事長を支える党務を1年間経験しました。石破幹事長(当時)の徹底した仕事ぶりに畏敬の念を抱いたものでした。

 しかしながら、原発をはじめとしたエネルギー政策や、ミサイル防衛という国の根幹である政策で一致していないのに、河野大臣を支持し応援するとはどういうことなのでしょうか。少なくても一致してから応援すべきものではないかと思います。

特に、河野防衛大臣が陸上配備型のミサイル防衛拠点イージスアショアを、与党自民党に相談もなく、突然断念したことで、どれだけ自民党国防議員や関係自治体が混乱しか、そして、1年間かけてその代替案であるイージス艦の建造で決着を見るまでの苦労を一番よく知る一人として、いかかがものかと思わざるを得ません。

◎小泉環境大臣の支持理由は・・・最大派閥が支持しないから???

 また、同日小泉環境大臣が記者会見して、「最大派閥の方から高市さんと岸田さん支持すると発言があったと聞き及んでいる。これは言い換えれば河野太郎は絶対だめだということ。そのこと1点をもってしてもだれが自民党、日本を変えられる新しいリーダーかは明らかだ」とし、「河野さんはいろいろ攻撃されていますが、なぜ攻撃されるかというと最大の既得権益と戦っているから。カーボンニュートラルは産業構造も転換しなくてはならない。そこに負けないようにするには国民、党員の支持を基盤にした改革への挑戦を続けなければならない」としています。

そして、記者から河野大臣の原発政策が再稼働を認めて後退したのではないかと問われると「最終的には原発はゼロになる。言ってますよね。河野さんの思いは変わっていません。変わったと言いたい人が変わったと言っている」とのことでした。

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/130871 

 私が所属する自民党最大グループ「清和政策研究会」が、議論の末に、理念と政策が近いということから、高市・岸田両氏を支持しました。そのことを、それがあたかも自民党の既得権益の代表のように言われるのは、本当に心外です。

 我がグループは、2回の議論の中で、総理総裁を支持するためには、基本政策の一致が大事だということで多くの意見が出されました。具体的には、原発をはじめとしたエネルギー政策や、国家国民の生命と財産を自衛隊の最高司令官として預けることができる防衛政策、そして、このコロナ禍の難局の中で、困窮する国民や事業者を支援できる積極財政というのが、大勢の意見でした。

 我が清和政策研究会は、原発はじめエネルギー政策と防衛政策、財政政策の方向性が近いということで、高市・岸田両氏を支持するということになったのです。

 はっきり言えば、河野氏が総理総裁となって、原発ゼロを目指して、再生可能エネルギーを最大化して、中共製の太陽光発電ばかりになって、電気料金が上がり、国の経済、国民の生活を守ることができるのか。また、イージスアショアを止めておいて後始末もしない、代替案も検討しない方に、国家国民の生命を守ることができるのかということで、支持しないことになったのです。

◎自民党改革は・・・

 小泉環境大臣は自民党改革は河野大臣にしかできないと言っていますが、河野大臣は総裁選パンフレットで「自民党が総力を挙げて、国民が参加して、この国の未来を決める、わかりやすく、オープンでクリーンな政治を実現します」としか言っていません。見出しとしては異論がありませんが、どのような方法で行うかということを言及していません。

 河野大臣の総裁選の立候補表明を聞いても、パンフレットを読んでも、政策の見出しばかりで、肝心の具体論が不明です。これで日本を変える、自民党を変えるとは???とても思えません。

 岸田前政調会長は、党改革について「党役員は1期1年3期まで」ということを打ち上げて、結果、5年という過去最長の二階幹事長、そして、菅総理総裁まで退陣に追い込む契機となりました。

 我が支持する高市元総務大臣は、党改革について、「専門人材の宝庫である自民党国会議員を適材適所で活かす」と現実認識に立った具体案を提示し、党運営がどうしても国会議員中心となりがちな点について、党所属の地方議員、首長との連携強化も打ち出しています。

 9月17日(金)から自民党総裁選が始まります。3名の候補者の正々堂々、自由闊達な政策論議を通じて、国民の信頼を取り戻し、国益に資する真の指導者を選択したいものだと心底思います。

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