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【会見全文】小泉進次郎氏が河野太郎氏の支持を表明 「脱原発トーンダウン」との指摘に反論も

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共同通信社

14日、自民党の小泉進次郎環境相が横須賀市内で会見を開き、党内の総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補している河野太郎行政改革担当大臣への支持を表明した。小泉氏は「これだけコロナで日本も世界も変わるときに、自民党も変わらなければいけない。そのときに誰が党風一新できるか?答えは明らかだと思います」と理由を説明した。

また、脱原発を訴えてきた河野氏が今回の総裁選では「安全が確認された原発は再稼働させることが現実的」とし「トーンを下げているのでは」という記者からの質問に対しては「(河野さんは)最終的には原発はゼロになる。言ってますよね。河野さんの思いは変わってません。変わったと言いたい人が変わったと言っている」と反論した。

【会見全文】

横須賀市内/共同通信社

誰が党風一新できるか?答えは明らか

――総裁選対応の横須賀支部の緊急会合での決定事項と申し合わせのあった方針。また河野氏の支持ということでその理由と河野氏が示しているエネルギー政策についての考え。

それでは、本日はみなさん遅い時間に雨の中、横須賀までありがとうございます。今ご質問いただいた3点、私からお答えさせていただきます。まず1点目の決定事項ですが、これは機関決定として、横須賀市連合支部として、今日お集まりいただいた県議会議員の先生方そして市議会議員の先生方そして私、一致団結をして全会一致で河野太郎さんを総裁選で支持をするということを機関決定をしました。これが1つ目です。

そして2つ目、河野さんの支持理由でありますが、今お手元にみなさんにもお配りをしてある通り、支持する理由というのは今までコロナ対策をワクチン担当としてもやってこられた中で今の候補者で唯一コロナ対策を経験している直接の責任者であることも含め、そしてまた私からすれば、コロナの危機に合わせて気候変動の危機というのも忘れてはならないという重要課題として挙げている唯一の候補が河野太郎さんでもある。

そういった理由はいくつか書いてありますが、やはり私としては、このひとつといわれれば、改めてこれだけコロナで日本も世界も変わるときに、自民党も変わらなければいけない。そのときに誰が党風一新できるか?答えは明らかだと思います。

今日も最大派閥の方から高市さんと岸田さんを支持するという発言があったと私も聞き及んでいますが、これは言い換えれば河野太郎は絶対にダメだということで、そのこと1点をもってしても誰が自民党を、日本を変えられる新しいタイプのリーダーか明らかなんじゃないでしょうか。党風一新、誰ができるか、そういった点からも河野太郎さん、全力で横須賀市連合支部としても応援をしていきたいと思います。

最後のエネルギー政策ということになりますが、菅政権、コロナを最優先、第一として取り組んできましたが、一方で、次世代のための礎を築くという政策分野も力を入れてきました。それがグリーンとデジタル。特にこのグリーンの世界でいえばカーボンニュートラル、さらに再生可能エネルギーを最優先の原則で国づくりを進めるというこの新たな方針を明確にエネルギー基本計画の中に位置づけることができたのは菅総理のリーダーシップ、そして河野大臣の働きかけ、そういった連携抜きには実現することはありませんでした。

私からすればそういった新しいエネルギー政策の方向性が揺り戻しを受けることなく、ブラさず、進めていただける候補は唯一、河野太郎さんであると考えています。以上です。

――総裁選で、派閥の締め付けが厳しくなっている。党内の若手で結成する「党風一新の会」として派閥のトップに対してそれぞれに望むことは何か。

先ほど私、最大派閥が岸田さんと高市さんを応援する、そういう決定をしたということを聞いたと話をしましたが、河野さんは絶対ダメだというのは分かりやすいですね。それを受けて党風一新の会に参加をしている3回生までの議員も、その最大派閥に所属している議員もいますし、もともと1人1人の判断に委ねてもらいたいと言っている方が集まっているわけですからぜひ河野太郎だけは絶対にダメだという、そういう機関決定に対してこちらに集ってともに支えていただきたいと。

そして河野さん、いろいろ攻撃されてますけど、なぜ河野さんがこれだけ攻撃されるかというと最大の既得権益と戦ってるからなんですよ。これがエネルギーもそう、カーボンニュートラルに向けては産業構造を転換しなければいけないですから、その今までのやり方でやりたい最大の抵抗勢力や既得権益と戦っているからそれだけ攻撃される。そこに負けないようにするためには党内の力学じゃなくて、国民、党員のみなさんの支持を基盤にした改革に対する挑戦を続けなければいけません。ぜひ、3回生までの議員のみなさん含め国民のみなさん、党員のみなさんに河野太郎に対する応援をぜひよろしくお願いしたいと、私からもお願いしたいと思います。

脱原発を最終的にゼロにする河野氏の思いは変わっていない

――エネルギー政策に関して、河野氏は脱原発を掲げており安全が確認されたものは再稼働していくと。それが現実的だと述べており、トーンとして弱まっているという指摘もあるがどうみているのか。また、具体的にどのように支えていくのか具体的な予定はあるのか。

おそらく河野さんを批判したい攻撃したい人が、変わったとかそういった風に印象付けたいんだと思いますね。言葉1つ1つをぜひ聴いてください。最終的には原発はゼロになる。言っていますよね。河野さんの思いは変わっていません。変わったと言いたい人が変わったと言っている。そういう攻撃にも耐えられるように、多くの仲間とともに支えていって日本をより持続可能な方向性に変えていきたい。そしてエネルギーの自立に向けて、河野さんとともに歩む仲間達を結集させたい。変わったという批判に決して負けないようにともに応援したいと思います。

2点目の関わり方について。これはもう立場、役職こだわりません。河野さんを総裁にする、そして総理にする。そのことがより1人1人、個人個人が生きやすい、働きやすい、多様な社会を築いていくことにつながるんだと。そしてこれだけ日本も世界もコロナで変わっている中で、今までのやり方や発想、発信のあり方、とらわれない新しいタイプのリーダー、そういう強烈な個が必要ですよ。自民党もこの河野さんのような、強烈な個性を持つ個人が躍動できる懐の深い自民党に変わらなければいけなくて、古き良き自民党に戻ることが国民、党員のみなさんが求めている自民党ではないと思います。

――石破氏との共闘体制についてどうみているか。

自然なことではないでしょうか。総裁選挙を勝ち抜くには1人でも多くの議員のみなさんに応援してもらえなければいけない中で、なぜ石破さんに応援を要請することが否定的に見られる面があるんでしょうか。私は全くそれが理解できません。応援いただいて、それを積み上げて、戦わなければ勝てません。石破さんから応援されるんだったら、河野太郎はやりたくない。なんでそんな理屈がまかり通るんですかね。さっぱり理解できませんね。

「石破さんに応援をお願いしたからダメ」では組織が不健全

――世代交代についてどう考えているのか。

党風一新だと思います。

――今の自民党のどういうところが一番ダメだと思っているのか。

どんな組織も、変わらない、変わる必要がない組織ってないと思うんですね。特にこれだけコロナで世の中が大きく変わっているときに時代も変わっていて、国民のみなさんとのコミュニケーションのあり方もだいぶ変わりましたよね。この前総務省が発表しましたけど、国民のみなさんの中でテレビを見ている時間よりもスマホやYouTubeやネットを見ている時間の方が長いという、データが出てきている中で、今回出ている候補の中で河野さんは最も国民とダイレクトに情報発信、コミュニケーションもできる強みを持っている。

そういう河野さんのような強烈な個性を持っている、そんな議員が今回のある派閥のように河野さん以外を応援する、河野さんはダメだというような、そういう自民党ではなくて異質かもしれないけど強烈な個人個人を多様性として捉えて全体の組織の魅力や力に変えていくという、懐の深い自民党になる。

仮にそういう河野さんだったらダメだったよね、そしてその河野さんに対しても、仮に石破さんに応援をお願いするから河野はダメだというような理屈がまかり通るとしたら、これって組織として健全な姿だと思いますかね。これでだんだん1人1人排除されていって、あの人と口を聞いたら上から睨まれるという組織だったら、どう考えたって健全な組織じゃないじゃないですか。

今回そういった党風が問われているから3回生のみなさんたちが派閥に縛られない、1人1人の個人の投票の意思を尊重してもらいたいって言ってると思うので、これからどんな決定があったとしても、1人1人の議員のみなさんにはその思いをどうか大切にして、河野太郎をよろしくお願いしますと言いたいです。

ツイッターブロック問題は「すべて耳を傾けないわけではない」

――河野太郎さんはツイッターで片っ端からブロックをする「ブロック太郎」というあだ名を持っている方。批判的な声に耳を閉ざしてしまう河野さんが多様性とか「温かい国」を築けると思うか。

政治家は色んな場で意見を聞く機会がありますので、ツイッターの批判的な声をブロックすることがすべての批判に耳を傾けていないということにはならないと思います。そして政治家はものすごい罵詈雑言を浴びますから、自分の精神的な健康を守るためにも、私は河野さんがブロックすることを、支持します。

自分の身を守るために、健康を守るために、すべての批判的な声に耳を傾けないと言っているのではなくて、ツイッターの批判的な罵詈雑言とか、礼節のないやり方に対して、ブロックというひとつの選択肢を使っているわけですよね。私は支持します。

それ以外で批判的な声を聞く機会は、政治家はいっぱいありますので。現にSNSがなかった時代も、私が12年前初当選したときだってツイッターは多分ないですよね、12年前は…あったか。そういう機会もそうですけど、私はやっていませんけど、外国の英語発信ではやっていますけど、とにかく色んな機会に批判を受けます。街頭でも、集会でも、ですからそこは1点をもってすべてに批判的な声を受けていないということは当たらないと思いますので、温もりのある国をつくりたいというその思いとそういった行動は決して矛盾するものではないと捉えています。

――河野さんは耳を傾ける方か。

私は比較的近く接する機会がありますけど、ものすごい聞く方ですよ。そういった河野さんの一面もこの総裁選で多くの方に見ていただけたらと思います。

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