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  • ロイター
  • 2021年09月09日 16:26 (配信日時 09月09日 18:36)

マレーシア中銀、政策金利を据え置き ワクチン接種と外需の効果期待

[クアラルンプール 9日 ロイター] - マレーシア国立銀行(中央銀行)は9日、政策金利を予想通り1.75%に据え置いた。

ロイターが調査したエコノミスト22人は、全員が据え置きを予想していた。

21年の成長率見通しが先月引き下げられたことで、市場では再利下げの観測も出ていた。ただアナリストは、新型コロナウイルスのワクチン接種率の上昇と依然として強い外需が景気回復を支えると予想している。

中銀は昨年、計125ベーシスポイント(bp)の利下げを実施した。

中銀は、新型コロナ対策のロックダウン(都市封鎖)再導入で、経済成長が失速したが、制限措置の段階的な解除で経済への影響が緩和される公算が大きいと指摘。

「今後は、封鎖措置の一段の緩和、国内ワクチン接種の急ピッチな進展、外需の拡大継続が、来年にかけて成長の勢いを下支えする」と述べた。

ただ、中銀は経済成長には下振れリスクがあると指摘。新たな変異株の流行で制限措置の緩和が遅れる可能性があるほか、世界経済の回復が予想を下回る可能性があるとの見方を示した。

マレーシアは、デルタ株の流行を受けて、5月以降、さまざまな段階のロックダウン下にあるが、7月からは一部の制限措置が段階的に緩和されている。

同国の人口比での新型コロナ感染者は、東南アジアで最多だが、ワクチン接種率も東南アジアで最高。8日時点で人口の半数がワクチン接種を完全に終えている。

第2・四半期の経済成長率は予想を上回ったが、中銀は先月、今年の経済成長率予測を3-4%に下方修正。従来予測は6-7.5%だった。今年2度目の下方修正となった。

中銀は、財政・金融政策を通じて、新型コロナが企業や家計に及ぼす影響を引き続き和らげることができるとの見通しを示した。

アナリストらは、中銀が利下げするには、かなりの根拠が必要とみている。

OCBCのエコノミストは、テクニカルなリセッションに陥る恐れのあるロックダウンでも中銀が利下げに動かないのなら、はるかに深刻なリスクが顕在化する必要があるとの見方を示した。

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