記事

被災者生活再建支援制度の、現状に応じた柔軟対応を求めて

武雄市で、豪雨災害の被災者支援に力を尽くして下さっている、おもやいボランティアセンターの皆さんからご意見をいただきました。

被災者生活再建支援制度における、家屋損壊の認定のあり方についてです。

同制度においては、家屋が全壊した、あるいは大規模半壊した、といった被害の程度に応じて生活を再建するための支援が行われます。

問題は、全壊、大規模半壊などをどのようにして判定するか。

今回のような内水氾濫の場合には、家屋への浸水の「深さ」で決まってきます。

ところが、今回の場合、2年前に同じような被害が同地域で発生しています。そのことを踏まえて、杓子定規ではない、柔軟な判定を行なうべきではないかという声をいただいたわけです。

2年前の豪雨災害の際には、雨水だけでなく油が流出するという被害が発生しました。その際は、単に浸水の「深さ」だけではなく、油が家屋や土地にこびりついて住むことが困難になっているという要素も、特例的に加味して判定することとなりました。

このような柔軟な考え方が必要だというニーズです。

現場の様子を見ていると、もっともだと思います。今回被害を受けられた方々の多くは、前回も大きな被害を受け、そこからやっとの思いで、家屋を修繕し、家具を新しくして生活を立て直してこられた矢先でした。

その実態を踏まえ、柔軟な対応が重要です。おもやいの皆さんの提案は極めて的を得ています。実現させるべき論点です。

あわせて読みたい

「豪雨」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    米タイム誌が評価した隈研吾氏の新国立競技場が「負の遺産」に

    渡邉裕二

    09月27日 09:00

  2. 2

    新型iPhone13シリーズが発売 AppleがLightningにこだわる理由

    S-MAX

    09月26日 14:36

  3. 3

    コロナがもたらした「甘えの構造」

    ヒロ

    09月26日 13:06

  4. 4

    不誠実な政治家は国民が生んだ?菅首相の弁論回避が合理的になった理由

    物江 潤

    09月27日 10:26

  5. 5

    共産主義・マルクス主義信奉を志位和夫委員長が改めて表明した心意気や良し。野党共闘はやはり「大異小同」だ

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    09月26日 08:41

  6. 6

    生かしても地獄、潰しても地獄…中国・習近平が抱える「不動産問題」の深刻さ

    PRESIDENT Online

    09月26日 09:40

  7. 7

    感染者減少の理由が若者の深夜の繁華街の人流減少というのなら、その他の行動制限は外してください

    中村ゆきつぐ

    09月26日 08:14

  8. 8

    「自粛を求め続ける政治家にこそ責任がある」"気の緩み"に怒る人たちに考えてほしいこと

    PRESIDENT Online

    09月26日 14:06

  9. 9

    外部の課題より内部抗争重視の組織と共倒れする日本

    松田公太

    09月26日 17:42

  10. 10

    今回の総裁選に見る自民党派閥の凋落

    舛添要一

    09月26日 18:51

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。