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社民党は解党せよ!これ以上「リベラル」の名を汚さないでくれ~予算流用を批判しながら予算流用しているダブルスタンダード(朝日スクープ)

 時系列に社民党の言動を正確にトレースしておきましょう。

 昨年11月2日付けBLOGOSにて福島瑞穂社民党党首は野田首相(当時)宛に「緊急質問」をいたします。

参議院本会議での緊急質問

福島瑞穂

2012年11月02日 15:58

http://blogos.com/article/49509/


 その中で復興予算が被災地以外に流用されている事実を踏まえ「原発事故で人生をかえられてしまった被災者を踏みにじる行為」と厳しく政府批判をしています。

 第四に、復興予算についてです。復興予算が被災地以外で使われていることに、被災者が激怒しています。当然です。とりわけ、原発事故の被災者が今もって福島に戻れない中、こともあろうに復興予算から原発輸出の調査費などが計上されていました。原発事故で人生をかえられてしまった被災者を踏みにじる行為です。原発被災者に対して謝罪し、原発輸出の調査費計上を取り消すべきと考えますが、いかがですか。


 この問題では社民党はこれ以前から国会で厳しく政府を追求してきました。

 社会新報(12年10月24日号)記事から。

復興予算流用問題 吉田忠智参院議員

執行停止のルール確立を 復興予算の流用問題で参院決算委員会は18日、閉会中審議を行なった。社民党から吉田忠智議員が質問に立ち、「今後は予算成立後、(個別項目に関する)個所付けが明らかになった段階であらためて検証する、(さらに)年度途中であっても不適正な予算については執行を停止し減額補正で(予算を)組み替えるという一般的なルールを確立すべきではないか」と提言し、「ルールを確立しないとまた同じことの繰り返しになる」と念押しした。

 これに対し城島光力財務相は、成立した予算の執行は予算を所管する各府省の大臣が責任を持って行なうべきであり、現状においても減額補正は行なわれているとのタテ割り擁護論に終始。執行停止についても「各所管大臣が責任を持って判断されること」との消極的な答弁にとどまった。

 吉田議員はまた、?「全国防災事業」は復興予算から切り離す。最低限シーリングを設けよ?復興庁が復興予算の使途について説明責任を果たす観点から、同庁が各府省による執行状況を一元的に把握、検証して公表すべき?個所付けのチェックも行なうべき――などのことを提唱した。

http://www5.sdp.or.jp/news/newslist121024.htm


 しかし、国会やメディアで復興予算不正流用問題に関して政府を厳しく追及していたまさに同じ時期に、社民党の本部が入っていた社会文化会館(東京都千代田区)で昨年中に実施された耐震診断費用の一部や解体費用の助成の一部に、東日本大震災の復興予算がまさに使われているのです。

 2日付け朝日新聞記事がスクープしています。

社民党旧本部、復興予算で耐震診断 「流用」批判と矛盾

http://digital.asahi.com/articles/TKY201302010506.html?ref=comkiji_txt_end


 記事によれば、社民党は昨年6月に始まった耐震診断のため千代田区に助成を申請し、費用の全額約850万円が公費で賄われます。そして、このうち3分の1の280万円余りが今年度の復興予算の「全国防災対策費」から拠出され、残りは東京都が助成しているのです。

 社民党は「復興予算」で旧本部の耐震診断を行い、結果昨年11月に旧本部は使用不可と診断され、社民党は先月26日に党本部を引っ越しました。

 さらに、昨年12月にはこの制度を活用し、社民党は1億数千万円に上る社会文化会館の解体費用の助成を千代田区に申請いたします。

 千代田区はその約2週間後、約3分の1の助成決定を党に通知、このうち半額は国費で賄われます、なお、解体費用の助成は新年度予算からの支出となります。

 ・・・

 「リベラル」とか「護憲」とかの言葉がすっかりこの国で色あせてしまったのは、ひとえに社民党などの「リベラル」政党に責任があると考えます。

 政治の大切な役割は「税の再配分」にあり「弱者救済」「弱者保護」にあることは、正しく真理であり、「リベラル」派の主張するいくつかの政策は多くの国民にとって賛同できる主張であるにも関わらず、日本の「リベラル」がここまで国民の支持を失ってしまったのは、本件に典型的に現れている彼らの悲しきダブルスタンダードにあります。

 国会やメディアで政府に対して巨額の復興予算が被災地以外で流用されている不正を厳しくただし「国民の血税のバラマキ」を批判展開しているまさに同時期に、自分たちの古くなった党本部の耐震診断や解体費用に「復興予算」の流用を申請していたわけです。

 仲間内と部外者、対象によって異なった価値判断の基準を使い分けることを二重基準・ダブルスタンダードと呼びますが、社民党は本件に関して公党としてどのように弁明するのか。

 朝日記事によれば、「福島党首は1日、朝日新聞の取材に応じず、コメントしなかった」コメント拒否している模様です。

 本件は弱者を守ることを党是とする「リベラル」政党・社民党の、現在のその情けない「たかり体質」という性根を浮き彫りにしています。

 このままでは「リベラル」=「たかり体質」という偏見が定着してしまいます。

 これ以上「リベラル」の名を汚すことはやめてほしい。

 今の社民党に存在価値はなし、すみやかに解党すべきではないでしょうか。

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