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代表質問を終えて

国会での代表質問が始まった。

2日間の代表質問はアベノミクスへの質問が多かった。

議場では総理大臣が入ると与党議員が拍手する。慣例なのかわからない。しかし政権の求心力が弱まるとだんだん拍手も少なくなってくる。末期の鳩山政権や麻生政権下で拍手が起きていたかというと起きなかった事もあったと記憶している。しかし衆院選大勝により自公で三分の二を有する議場では安倍総理が壇上に来ると地鳴りのような拍手が沸き起こった。

思い起こせば2009年の政権交代後の臨時国会では同じような情景であった。私も当時は議長正面の真ん中、後方の席から鳩山総理の所信表明を聞いていた。あの時も野党を圧倒するような拍手で総理を迎えていた。

今現在は議長席から見て一番左の前から3番目の無所属席で座っている。後ろには阿部知子元社民党議員、そのまた後ろには亀井静香御大が陣取っている。通路を隔てた上には閣僚がずらりと並んでいる。

伊吹議長が議長席に座ると代表質問が始まった。

代表質問のトップバッターは海江田万里民主党代表の質問であった。アベノミクスに対して問題点を指摘。続いて高村正彦自民党副総裁が自民党の謙虚な姿勢を強調する演説を展開。自民党は驕ってはならないと党全体に言っているかのようである。

その後は平沼赳夫議員が日本維新の会を代表して質問した。閣僚席からも「何か変な感じだよね」とささやきが漏れ聞こえてくる。私自身も違和感を感じていたくらいであるからテレビを見ていた国民はもっと感じていたかもしれない。演説は山田方谷の藩政改革の話から始まった。藩政改革をいかにして行ったのか長い説明が続いた後で最初の質問は「皇統問題」であった。その後、憲法改正などの質問が続いた後で議長から「質問時間が過ぎているので終わって下さい」と二度ほどクレームが入ったので用意した原稿、すべてを読めないうちに終了した。聞いていて感じたのが日本維新の会を代表しての質問というよりも平沼さん個人の思いが強い質問内容であった。

翌日は公明党、みんなの党、共産党、生活の党など中小政党の質問。これで代表質問は終了した。

政党の勢いというものは不思議なもので議席数と勢いは比例しない。議場にいるとつくづく感じる。2009年の政権交代前と2012年の政権交代前は共に野党の議席は少なかったが勢いは巨大与党を圧倒していた。しかし冒頭に書いたように選挙後の今は巨大羊頭の勢いの前にかすんでいるのが現状である。

しかしアベノミクスの副作用は懸念されているところも少なからず多い。野党としてはしっかりと問題点を吟味して指摘しておくことが大事である。

野党各党に期待したい。

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