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市井紗耶香さんが、幹事長会見で立候補の決意表明

「人は、ひとりでは生きていけません。生きづらさは普通ではなく、諦めない。政治は生きづらさを変えられます」(市井紗耶香さん)。

 福山哲郎幹事長の定例会見が10日、国会内で開かれました。常任幹事会報告では、新しく衆院小選挙区の総支部長に選任された2名、および第26回参議院選挙の公認候補予定者6名(現職3名、新人3名)についての報告がありました。

この内、参院選比例区の新人公認予定候補者となった市井紗耶香さんから、立候補について決意の表明がありました。この後、首都圏を中心とした新型コロナウイルス感染症の感染爆発とも言える状況を受け、政府に対し閉会中審査を強く要請していくことや、名古屋出入国在留管理局の収容施設でスリランカ人女性が死亡した件について、事件発生当時の状況を収録したビデオの開示を強く求めてゆく方針の報告がありました。また党がまとめた「ジェンダー平等の推進などに関する改革案」についての報告がありました。

■市井紗耶香さんの決意表明

 新たに参院選比例区の公認予定候補者となった市井紗耶香さんについて、福山幹事長は「市井さんは前回の参院選で惜敗をされて次点ということだった。急な立候補表明にもかかわらず、5万人の方が市井さんに期待をせていただいたということをわれわれも重く受け止めている。本人は、その後も党つながる本部『子ども子育てプロジェクトチーム』のコーディネーターとして頑張っていただいた。

今度はしっかりと活動したいということで、来年の参議院選挙の1年前の今日公認ということになった。先の東京都議会選挙では、選挙区・選挙区で本当に一生懸命、自分たちの仲間を応援する姿が素晴らしかった。1年の長い選挙戦だが、われわれとしても是非、市井紗耶香さんを一生懸命応援していきたいし、頑張って支えていきたい」とエールを送りました。

 市井紗耶香さんからは、以下のような決意表明がありました。

市井紗耶香さん決意表明全文:

 皆さん本日はお集まりいただきありがとうございます。ただいまより市井紗耶香政治の決意を述べさせていただきます。2019年の夏、参議院選挙に挑戦をしてから2年が経過しました。私、市井紗耶香は、来年2022年の第26回参議院選挙に挑戦をさせていただきます。政治と生活は、切っても切り離せない繋がりがあること——人は何度でもチャレンジができること、続けることの大切さ、人と人がつながる大切さ、そして大きな希望と未来を持つこと——私の人生が180度変わるような大きなものを立憲民主党から学ばせていただきました。これまでの2年間、ボトムアップの政治を目指す理念の下、本部に設置された「つながる本部」のコーディネーターとして、市民の方々と政治をつなげる役割を担ってきました。私にとって、とても大きなことを気づかせてくれました。

 子育て支援は無事行き渡っていますか。 安心して子供を産み育てられていますか。 コロナ禍で生活が激変し、困っていませんか。 いじめや不登校、貧困といった問題を抱える子供達の居場所はきちんとありますか。 生きづらさや疑問は、数えあげればキリがありません。

 皆さんには一見、華々しく見えたかもしれないこれまでの私の人生は、恵まれた環境の反面、期待に応えなければならないプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、ふと一人になると孤独感に襲われました。真実ではない情報にも、心を痛めました。信頼し、相談できる友人は誰もいませんでした。裏切られるくらいなら、近づかない方が一番だと自分に言い聞かせてきました。

一人で抱えられるものは、一人でやっていこうと。そしてどんな言葉を浴びせられても私が一言『ごめんなさい』と謝れば済む。これで良いのだと思っていました。その後、私は子どもを授かり、子どもたちを守っていくことに必死で生きてきました。6年前突然、母が大動脈解離で亡くなりました。離婚をし、昼も夜も働きに出て、生きていくのに必死だった母に、もっと親孝行をしておけばよかった。「ありがとう」と、なぜ素直に伝えられなかったのかといった思いが、走馬灯のように脳裏を駆け巡ってきました。母の亡骸は、しっかりと「私を見なさい。現実を直視しなさい」と言っているように感じました。それは私たち姉妹への、最期の教えだったのです。その時、母が私に大きな一歩を踏み出す勇気を与えてくれました——生きること、自分を変えて行くことを。

 私は政治にやりがいと生きる居場所を見つけました。自分がこれまで抱えていた生きづらさは、自己責任ではないのだと気づきました。同じように悩み、生きづらさを感じる方はたくさんいたことに気づけた。そこで私はようやく一人ではない、孤独ではないと実感することができました。今度は私が、声にもならないような、小さな声にも耳を傾け全国を歩き、まだそこにたどり着けない人に寄り添ってゆきたい。人は、ひとりでは生きていけません。生きづらさは普通ではなく、諦めない。政治は生きづらさを変えられます。

 立憲民主党は、国会議員、自治体議員、そして候補者をはじめ、市民の方々が参画をして議論を重ねてみんなでつくる、政策策定システムを構築しました。これは今までの政治システムを抜本的に変化させる画期的なものでした。私は大きな期待を感じています。どのようにしたら、みんなが幸せに、そしてより豊かに暮らしていけるのか。それは政治家だけが決めることでは決してありません。誰もが平等に政治を語り、話せる環境が、これから先の日本には必要です。

 選挙の時だけ聞こえの良い政策を並べ、さも政治は良い方向へ進んでいるような錯覚をさせる古びた風習は、もう終わりにしましょう。私は皆さんと一緒に考え、行動をし、希望を持って、前に進んでいく。どんな環境に生まれても、どのような職業に勤めようとも、誰もが尊重される社会であるべきであって、学べる環境、そして生きやすい社会でなければならない。そして誰もがより良い環境で生きられる、社会の構築を目指し、精一杯の思いで努力をする覚悟です。ありがとうございました。

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