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【Amazon Fresh】、通常店となる16店舗目がオープン!安くはないしアプリも使いづらい?


■ネット通販最大手のアマゾンは5日、ペンシルベニア州ワーリントン地区に16店舗目となる「アマゾン・フレッシュ(Amazon Fresh)」をオープンした。

IT企業大手が開発したアマゾン・フレッシュはアマゾン傘下のホールフーズ・マーケットとは別事業のコンベンショナル食品スーパー。

ホールフーズが扱わない一般的な食品を扱い、ハイテクショッピングカートで利便性を向上しながらボピスなどのオムニチャネルに対応する。

ワシントンDCにオープンしたアマゾン・フレッシュ・ローガンサークル店から2週間ぶりの新店はターゲットとホームセンターのロウズを有する「ワーリントン・タウンシップ(Warrington Township)」にある。

アマゾン・フレッシュ・ワーリントン店は食品スーパーのジャイアント・フード(Giant Food)の跡地(389 Easton Rd, Warrington, PA 18976)に35,000平方フィート(約980坪)でオープンした。

近隣で競合となるのは大通りを隔ててウォルマート・スーパーセンターがあるほか、直線距離で約1キロメートルの場所にはアメリカで大人気の食品スーパーのウェグマンズもある。

南方向に車で5分のところにはディスカウントスーパーのアルディもあり、他のアマゾン・フレッシュと同様に食品スーパー激戦区での出店となる。

この新店は、アマゾンのレジなし技術「ジャスト・ウォークアウト(Just Walk Out)」で小型となるローガンサークル店やフルサービスレジとレジなしを合体したハイブリッド型で14店舗目のファクトリア店(ワシントン州ベルビュー地区)とは異なり、通常のアマゾン・フレッシュとなる。

ローガンサークル店とファクトリア店の2店を除いてアマゾン・フレッシュには、一般的なフルサービスのレジの他にスマートショッピングカートの「アマゾン・ダッシュカート(Amazon Dash Cart)」を導入している。

ダッシュカートはコンピュータービジョンを内蔵した4つのカメラに重量センサー、タッチスクリーンを搭載した世界最先端となるショッピングカート。

ダッシュカートを使うことで買い物中も常に合計金額を確認でき、レジ行列に並ぶことなく会計を済ませることができるのだ。

16店目のアマゾン・フレッシュ・ワーリントン店は約3ヶ月となる通常店となる。

 アマゾン・フレッシュは来月でロサンゼルス郊外ウッドランド・ヒルズに1号店がオープンしてから1年を迎えるが、東部地区だけでも10店以上の出店が明らかになっている。

アマゾン・フレッシュはメリーランド州チェビー・チェース地区のジャイアント・フード跡地(5463 Wisconsin Ave Chevy Chase, MD 20815)やバージニア州フェアファックス郡にあるロートン地区(9409 Lorton Market St, Lorton, VA 22079)に出店予定だ。

バージニア州フォールズチャーチ地区にあるセーフウェイの跡地(5821 Crossroads Center Way Falls Church, VA 22041)にも出店する。

メリーランド州ゲイザースバーグ地区にあったオフィス・デポ跡地(15790 Shady Grove Rd Gaithersburg, MD 20877)やメリーランド州ベセスダ地区のジャイアントフード跡地(5463 Wisconsin Ave Bethesda, MD 20815)にも出店と噂されている。

バージニア州フェアフォックス(10360 Fairfax Blvd Fairfax, VA 22030)やバージニア州アーリントン(1550 Crystal Dr Arlington, VA 22202)にある物件もアマゾン・フレッシュとなる。

ワシントンDCではローガンサークル店に続いて、Hストリート・コリドーのアパート1階部分にオープンする店舗(901 H St NE Washington, DC 20002)も計画されている。

ニュージャージー州にあったフェアウェイ・マーケット・パラマス店(30 E Ridgewood Ave, Paramus, NJ 07652)とフェアウェイ・マーケット・ウッドランドパーク店(1510 US-96 Woodland Park NJ 07424)、それぞれ跡地への出店が決まっている。

フェアウェイ・マーケットではニューヨーク州ロングアイランドのプレインビュー店跡地(50 Manetto Hill Rd Plainview, NY 11803)にも出店だ。

ジョンFケネディ国際空港からほど近いオーシャンサイド地区でワルドバームズ・スーパーマーケット跡地(3620 Long Beach Road, Oceanside NY 11572)に出店が明らかだ。

ニューヨーク州ではニョーヨーク市から離れているもののアルバニー近くのトロイ地区にも出店がわかっている。

 アマゾン・フレッシュ1号店のオープンから2年もしないうちに30店舗以上の展開となるのだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。生活者の視点でアマゾン・フレッシュを見た場合の不満点は価格です。後藤は毎週、アマゾン・フレッシュのチラシを確認していますが、他のスーパーに比べてそれほど安さを感じません。

アマゾン・フレッシュの価格戦略は、バナナ1本15セントに4.97ドルのロティサリーチキン、89セントのフランスパンなどの毎日がお買い得(EDLP)の定番商品に、1週間を区切りに特売日にするハイ&ローのハイブリッド価格政策をとっています。バナナや丸焼きチキンの定番品は安さを演出していますが、毎週の特売品の安さはそれほどでもありません。

特売品をあまりにも安くすると、ネットスーパーを強みにするアマゾン・フレッシュでは売り切れ起こしてしまうからです。もう一つの不満は、アマゾン・フレッシュのアプリ操作。アマゾン・アプリからアマゾン・フレッシュのインストア機能にアクセスするのですが、若干分かりづらいのです。例えば以前は簡単にアプリから閲覧できたチラシ(PDF版)もアクセスしにくい仕様になっています。

 アマゾン・フレッシュの出店は続いていますが、価格やUIでもまだ改良が必要です。今は店への集客より、新規出店による多店舗展開が目標のようです。

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