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誰がやるかより、何をやるか

「騙してもいけないが、騙されてもいけない。騙しのテクニックは1度は通用しても2度、3度は使えない。『ああ、この人だったら、ある程度までお任せで良いか』という関係があれば、コミュニケーションは容易になる。この関係が壊れてしまうと理屈を100万遍繰り返してみても、聞く耳をもってもらえなくなる」

これは、死んだ私の親父がよく言っていた「ミッチー語録」である。今回の菅総理不信任騒動のドタバタ劇を見て、ふと思い出した。

昨日の菅総理の民主党代議士会における演説を受け、テレビは「菅総理辞任に言及」とニュース速報を打ち、菅総理の深夜の会見では、「辞める」というのは来年以降、いつになるかわからないという程度のものであることが明らかになった。

菅演説を先入観なく素直に聞けば、「続投宣言」に等しいものであることが分かった。「大震災、原発事故に一定のメドがつくまで」というのは期限が不確かであり、その間は「私にその(総理としての)責任を果たさせていただきたい」というのだから、これは辞任どころではなく、続投への強い意志を表明した、と解釈するのが普通だ。

ところが、メディアも民主党造反派もそうは受け取らず、「菅総理は辞める」と理解して行動した。結果として「騙された」ということになろう。騙す方も悪いが、騙される方も阿呆である。鳩山由紀夫という騙し易い人物を使った三文オペラを見せられて、国民のウンザリ感は高進した。

こういう時、ドサクサにまぎれて、抜け目なく立ち回るのが、増税官僚である。来年度、消費税を3%上げ、2015年には10%にするという。彼らにとって総理大臣は使い捨て。断末魔の菅総理の最後の仕事が、増税の地ならしだ。

増税の前にやるべきことがあるだろう。みんなの党は「誰がやるか」でなく、「何をやるか」のアジェンダで行動する。

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