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コロナ禍で子どもや女性に影響

長引く新型コロナウイルス感染症で、弱い立場の子どもや女性に様々な影響が出ています。文部科学省が、7月28日に発表した幼稚園児から高校生まで(5~17歳)の発育や健康の状態を調べる2020年度の学校保健統計調査によると、中学3年で肥満の傾向にある生徒の割合が前年度より1.46ポイント高い9.64%になるなど、太りぎみの児童生徒が増加しました。

小中高すべての学年で痩せすぎの生徒が前年度より増えました。裸眼視力「1.0未満」の小中学生の割合は過去最多となりました。肥満と痩せすぎが増えたことについて、担当者は「生活習慣の変化や運動不足が影響した可能性がある」と分析しています。

専門家も自粛と一斉休校で加速した、とみています。また、児童虐待相談件数が、長野県内で、2020年度は過去最多を更新しました。コロナ禍で休校の期間があったり、見守り活動が減ったりした影響で、虐待が見つかりにくくなり、増加率は下がった、とのこと。

それもまた、心配なことです。一方、2021年版の厚生労働白書が、閣議決定されましたが、コロナの感染が拡大した昨年、非正規雇用の減少や家事・育児時間の増加などを通じて、女性へ偏って負荷がかかっていることが、強調されています。

自粛生活で増えた家事や育児の時間を自分の余暇を削って捻出した、と答えた女性は78%と、男性の47%に対して多いデータが示されました。2020年の自殺者数は、前年比で男性は減ったのに対して、女性は935人増の7026人(警察庁統計)でした。

女性には、就労や家庭生活の両面で集中的に負荷がかかり、精神面にも大きな影響を及ぼした、としています。コロナによる医療のひっ迫や、飲食店の苦しさなどは、よく報道されていますが、こうした弱い立場の人への支援が必要なことも報じてもらいたいと思います。

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