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商業販売統計に見る消費の現状やいかに?

本日、経済産業省から12月の商業販売統計が発表されました。小売業の販売額は季節調整していない原系列の前年同月比で+0.4%増、季節調整済みの前月比で+0.1%増とともにプラスを記録しました。まず、日経新聞のサイトから記事を引用すると以下の通りです。

12月の小売販売額、前年比0.4%増
経済産業省が30日朝発表した2012年12月の商業販売統計速報によると、小売業販売額は前年同月比0.4%増の13兆980億円で、2カ月連続で増加した。
大型小売店の販売額は、百貨店とスーパーの合計で0.7%増の2兆1047億円。既存店ベースの販売額は横ばいだった。うち百貨店は1.0%減、スーパーは0.7%増だった。
コンビニエンスストアの販売額は3.0%増の8354億円。既存店ベースは2.0%減だった。
併せて発表した12年の小売業販売額は前年比2.2%増の136兆9960億円で、2年ぶりに増加した。

次に、いつもの商業販売統計のグラフは以下の通りです。上のパネルは季節調整していない原系列の販売額の前年同月比、下は季節調整指数をそれぞれプロットしています。なお、このブログだけのローカル・ルールですが、直近の景気循環の山は2012年3月であったと仮置きしています。

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従来から、消費は底堅いと私は評価していますが、供給サイドの商業販売統計により、まさに裏付けられたと受け止めています。統計の詳細を前年同月比で見ても、家電エコポイントやエコカー補助金で需要を先食いしたテレビを含む機械器具や自動車が大きく足を引っ張っているほかは、飲食料品や衣類や燃料などは前年同月比でプラスを記録し堅調に推移しています。さらに、季節調整済みの系列で見れば、自動車は11月から、機械器具も12月には足元でプラスに転じており、政策効果に翻弄されたこれらの販売も底入れした可能性があります。消費から景気動向を把握するのは簡単ではないんですが、日経新聞の記事によれば、麻生副総理・財務大臣が財務省内で開いた全国財務局長会議であいさつし、景気について「足元では一部に下げ止まりの兆しもみられる」と発言したと報じられていたりして、あるいは、いいセンいっているんではないかという気がしないでもありません。

今夜は少し遅くなりましたので、簡単に済ませておきます。悪しからず。

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