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コロナ禍や夏休みが不登校のきっかけに? 「学校に行きたくない」のサインに家庭で心がけるべきことは


 2年連続となってしまったコロナ禍の夏休み。国立成育医療研究センターが昨年の休み明けに行った調査では、「さいきん1週間、学校に行きたくないことがありましたか?」との質問に対し、実に約3人に1人が「いつも」「たいてい」「ときどき」と答えたという。

・【映像】「学校に行きたくない」考えるのはダメですか?コロナで"不登校"拡大の恐れも


 Yahoo!ニュースが『【みんなで考えよう】「学校に行きたくない」って考えるのはダメなこと?』という記事を通じてエピソードや意見を募ったところ、「子どもが不登校だ。色んな理由があって、その子に会ったやり方が必要だと思う」「自分を傷つけたり死を考えるくらいなら、行かなくてもよいと思う」「行くメリットもデメリットもある。行かないメリットもデメリットもある」など、様々な投稿が寄せられている。


 eboard代表理事の中村孝一さんは「学校には来ているが、ちょっと落ち着きがないとか暴れてしまうとか、様々な形で子どもたちに(コロナ禍の)影響が出ているのではないかと思う。それが数字的にわかりやすく出ているのが“学校に行きたくない”ということだし、不登校もその表れだと思う。不登校の子どもはコロナ禍の前から増えていて、コロナ禍後の数字については文科省の統計も追いついていない状況があるが、教育委員会や学校の先生方からは増加のペースが上がっているという話をよく聞く」と話す。


 「事情は様々だが、学校に行きたくないけれど我慢して通っていたという子が、例えばインフルエンザに罹って長いこと休んでしまったとか、友達との関係がうまくいかなくなった、などがきっかけで不登校になってしまうことはある。連休や夏休みもその一つで、生活が崩れたり乱れたりしてしまうと、それがきっかけとなって不登校が表に出てくるということもある。


 ただ、本人にも理由がわからないケースも多いので、大切なのは焦らないことだと思う。親御さんに話を聞いていると、“もう社会復帰できなくなるのではないか”“引きこもりになるのではないか”と、すぐに対策を取ろうとしてしまいがちだが、学校も含め、まずは時間をかけて“今どういう気持ちなんだろう”というのを理解してあげることが必要だと思う。


 また、“最近学校にあまり行きたくないと言っているのだが、どうしたらいいか”という相談をしたとき、やはり学校や教育委員会は“行った方がいい”というスタンスになることも多く、親御さんが子どもとの間に挟まれてしまうこともある。そのような場合は、私たちのようなNPO法人やフリースクールなどに相談に乗ってもらい、客観的な立場からのアドバイスや支援を受けてもらうといいと思う。


 中には漫画を読みたい、ゲームをしたいという場合もあると思う。それで落ち着くというのであれば、とりあえずさせてあげた方がいいと思う。ただ、昼夜逆転してしまったりすると体調を崩してしまうケースもある。そこは“何をしてもいいけど、ご飯は一緒に食べようね”とか“時間を合わせて、一緒の時間になるべく寝ようね”というような寄り添い方をしてほしい」。


 コロナ禍がオンライン教育などを加速させてもいる。中村氏は「選択肢が増えてきているのはいいことだし、“不登校でもいいよ”という先生も増えてきているので、やりやすくなっているとは思う。学校以外に友達と触れ合う場所が少ない地域では他に行く場所がないので、オンラインも一つのツールにはなる。ただ知っておいていただきたいのは、それが家庭の経済状況の制約を受けやすいということ。例えばひとり親家庭でお母さんがもうダブルワーク、トリプルワークという場合、なかなかそうした活動には結びつかない。必ずしもみんながアクセスできるものではないということを前提に、保障していかないといけない部分だと思う」と指摘した。


 EXITの兼近大樹は「僕自身も、“なんか行きたくねえな”というだけで学校で暴れて迷惑をかけてしまい、2カ月ぐらい全く行かない時期があった。片親でお母さんが働いていたので、親父の方の家に行って、信じられないぐらい漫画を読んで時間を潰していた。そのうちに、“何してんだろ、やっぱり迷惑かけすぎたのかな”と反省する時間があった。やっぱり一回時間を置くというのは大事だ。また、貧困によってインターネット環境もない子どももいるので、そこは考えていかなくてはならない問題だと思う」と話していた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

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