- 2021年07月09日 18:57
「本当の意味で批判的な態度」は、まず褒めるところから
1/2「本当の意味で批判的な態度」について考える - メロンダウトという記事。現代の思想的状況でほんとうの意味で批判的な態度はあり得るのかと問いかける記事。
確かに記事の通り、いまは複雑な状況にある。特に日本においては、バラモン左翼とビジネスエリート右翼が結託して資本主義を利用した全体主義を推し進めてるようにしか見えない。こういう状況で「批判的な態度」はどうあるべきか。
それはね、「褒めること」だと思うんですよ。
「批判」というと昨今の若者言葉の文脈では悪いことであるかのように使われているそうだが、批判そのものが悪いわけじゃない。ダメ出しをすることが批判だと思ってる人もいるようだが、「批判」にそんな意味はない。
① 批評して判断すること。物事を判定・評価すること。 (中略) ③ 良し悪し、可否について論ずること。あげつらうこと。現在では、ふつう、否定的な意味で用いられる。 批判とは - コトバンク
ここでも今の時代では否定的な意味で用いられると買いてあるが、本来は良し悪しを見分けることが批判なのである。つまり悪いところを指摘するだけが批判じゃない、よいところをしっかり指摘することも批判なのである。
上記記事のネタ元である思想家東浩紀のツイートを見てみよう。
反アベといえばちやほやされる世界で、それが批判になるわけがない
では安倍前首相を「批判」するときにはどうすればよかったのだろうか。「反アベ」とは単なる全否定でしかない。すべて否定してしまえば済むのだから頭を使う必要もない。良し悪しを分ける必要もない。それは知性的な態度だろうか。
だからまず「褒める」ところからだと言ってるわけだ。



