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ブルベア指数ほど無意味なものはない

相場に対して、強気派が多いか弱気派が多いかを指数に置き換えたブルベア指数というものがあるらしい。

まず大体誰の意見を反映しているのか知らないが、街頭インタビューでその辺を歩いているオッサンや主婦に「あなたは強気ですか、弱気ですか?」と聞いて回っているとは思えないので、回答者は投資家又は証券のプロだろう。

ということは、ド素人が株がガンガン騰がっている時に更に「イケイケ~!!」とはしゃいで強気になっているのとは訳が違う。

そこそこまともな投資家や証券のプロが相場に対して強気であるというのは、まずその時の相場に過熱感があまりない状況又はかなり冷え込んだ状況で何らかのキッカケがあり相場がそれまでの弱気トレンドから脱しようとしている時ではないのか?

つまり強気派が多いと言っても、決してそれが相場のピークを示しているのではない場合が多い。だから逆に強気派が多いにも関わらずまだ相場があまり騰がっていない時などはトレード儲ける最大のチャンスである。

もしブル指数が高値圏にあるからとそこで売ってしまうとそこから始まるようなじわっとした長期上昇トレンドをすっぽりと逃す可能性が高い。

弱気も同じ。
まともな投資家や証券のプロが弱気と感じるのは相場が十分騰がった時に何らかのきっかけで相場に大きな調整が起こった時である。
そういう時に一番投資家は弱気になる。

高い所で調整が起こった時に弱気になる訳であり、相場が冷え切って底を舐めているような時に投資家はわざわざ弱気にならない。
ということは、ベア指数が高い時に相場が底を目指す訳でもない。
そこには大きなタイムラグがある。
そしてそのタイムラグの程度は穴のあくほどブルベア指数を眺めても一切見えてこない。

トレードはそのタイムラグを自分の経験や勘で推し量るものであるから、一番大切な部分を無視して「ブルベアの差が開いているから」なんて単純な理由でトレードするような愚をおかすこと勿れである。

そんな単純な理由で相場の動きが推し量れるのであれば誰も苦労しないし、個別株で言えばRSIのような過熱感指標だけ気を付けていればいい事になる。
でも株が本気で騰がる時なんてRSIは上にベッタリだし、本気で下がる時に底辺ベッタリから更に底ぬける。

そんなこと言っても少しは参考になるだろう。
いいえ、そんなもん見るなら、寝てた方がいい。
他に気にする指標は山ほどある。

短期売買にとっても長期投資にとっても、帯に短し襷に長淵剛・・
そんな指標なのである、ブルベアは。

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