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  • ロイター
  • 2021年07月01日 09:51 (配信日時 07月01日 09:42)

中南米、ワクチン遅延でコロナ感染悪化=WHOの米州事務局


[ブラジリア 30日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)のエティエンヌ事務局長は30日、北米で新型コロナウイルス感染者数が減少している一方、多くの中南米・カリブ海諸国では増加しており、収束は「かなり先のことになる」と述べた。

米州では、米国、カナダ、メキシコで感染者数が減少している一方で、中南米・カリブ海諸国ではワクチン接種が遅延し、感染者が増加。これらの地域ではワクチン接種が完了したのは10人のうち1人にとどまり、エティエンヌ事務局長は「こうした状況は容認できるものではない」と述べた。

事務局長は「北半球の国々では感染が一定程度落ち着きつつあるが、われわれの地域の大半の国にとっては、収束はずっと先のことだ」とした。

北半球でワクチン接種が進み、カリブ海諸国を含む人気の旅行先では観光客の受け入れを再開するなど、行動制限が各地で解除されているが、PAHOは、米州では夏休みの旅行を控えるよう呼び掛けた。

事務局長は、ワクチンを接種した人でも感染し、コロナを広げる可能性があると指摘。

「ワクチンの接種状況に大きな格差があり、感染リスクもなお高いことを踏まえると、特に感染が拡大している場所や、病床に余裕のない地域を旅行するには、今は理想的な時期ではない」とした。

PAHOによると、感染力が強い「デルタ変異株」はアルゼンチン、ブラジル、カナダ、チリ、ペルー、米国、メキシコなどで確認されている。

PAHOの感染症専門家、ジャイロ・メンデス氏は、これまでのところデルタ株の市中感染は限定されていると指摘。ただ、PAHOの緊急事態ディレクター、シロ・ウガルテ氏は、各国は変異株に対する警戒水準を引き上げ、渡航制限や国境閉鎖などの措置を検討する必要があると述べた。

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