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三重県産の牛肉

震災後、さまざまな問題が発生し復興にはいくつもの山を越えていかねばなりませんが、特に原発の問題はまだ完全に収束しておらず、セシウムのワラから波及した牛肉の風評被害の問題は深刻です。


農水省も震災発生後、一生懸命やってはいるものの初めてのことではあるけど新たな問題に対応できていないのも事実です。

特にセシウムに汚染されたワラの問題は福島だけでなく沖縄を覗く全県に波及していて、地元の三重県でも松阪肉が対象となってしまいました。

私がJAにいた時からも松阪肉だけでなく、伊賀牛などブランド農産物を作るために多くの金と人をつぎ込んできていて、松阪牛や伊賀牛についてはBSE問題が発生した時もいち早く対応してそれまで以上に価値が上がりました。

しかし、今回は松阪肉の中にもこのワラを食べさせていた農家から出荷されたことがわかり、その松坂肉も大きな影響を受けているのです。

福島県をはじめ火佐一に近い県では全頭検査が行われるということになったのですが、西日本でこのようなことが発生するほど、ワラや牛肉事態の流通は複雑で広く、あっという間に三重県まで影響が出てしまったことから、三重県の消費者だけでなく全国的に牛肉の消費量が減って、農家にとっては大変なことになっているので、三重県でも早く全頭検査をすることが一番の安心につながるということで、早くしてほしいという要望をたくさん頂きました。

ただ、この検査の主管は県になるため、県と話し合ってきましたが、「現実にできるのか?」という心配もあって二の足を踏んでいましたが、ようやく知事から全頭検査の宣言をしてもらって落ち着きました。

この全頭検査は三重県の場合1日平均120頭くらいの牛が処理されていて、実際に全頭検査できるまで、特殊な検査機械がいつ入るのかにもより、もう少し紆余曲折はありそうですけど、本当に安心できるように国もバックアップしながら対応していきます。

しかし、そうは言っても長い間築き上げてきた安全という信用を取り返すには、これまで以上に努力が必要になってきます。

その対策のひとつとして、今日JAが主催して「三重県産牛肉を応援する懇談会」が開催されたのです。

知事や関係市長たちがテレビカメラの前で牛肉を食べる光景が撮影され、今日のニュースには出ることと思いますが、それだけで簡単に元に戻るわけではないけど、またひとつひとつ努力を重ねていくしかありません・・・・・。

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