記事

人権侵害非難決議案とG7サミット報告について

今朝の外交部会・外交調査会合同会議においては、以下の二点について議論。

1、「新疆ウイグル等における深刻な人権侵害に対する非難決議案」について

2、G7コーンウォール・サミット及び主要な二国間会談等について

本日議題となった人権非難決議案については、先日、外交部会で纏めた提言と軌を一にした内容だ。国会決議を念頭においた本決議案は、チベットや新疆ウイグル、南モンゴル議連等が中心になって取りまとめたものだが、各種調整結果を経て、本日、自民党外交部会において本決議案を了承する運びとなった。正直、多くの意見のある中、やっとここまできた感じだ。

中国による数々の人権侵害に関して深刻な懸念を表明できても、情報収集能力との関係もあり、日本政府として公式に認定することが来ないのは歯痒いばかりだ。そのため、日本に事実関係を調査可能な能力を持った機関が必要であると佐藤は考えている。人権非難決議案の内容については佐藤も賛同するため、人権に関する政府の体制強化含め、外交部会長としてしっかり連携していきたい。

G7サミットでは、3日間の中でいくつかのセッションに分かれて議論が行われた。日、米、仏、独、英、伊、加にEUを加えたG7で開催されたものと、特別ゲストとして豪、韓、南ア、印4カ国と国際機関の長を招き入れた拡大版の二種類で構成された。今回のサミットでは米国が実質的にG7に復帰し、もはや米国一国だけでは中国に対峙できないとの共通認識が各国首脳に共有されたと佐藤は考えている。従って、多国間主義、国際協調主義の旗の下に民主主義国家が一致結束する姿を明確に示すことが重要であり、主催国英国がリーダーシップを発揮したことで目標は達成されたと考える。日本政府としても中国の脅威と台湾情勢への危機感を欧州のリーダーに理解してもらい、日本の主張をほとんど首脳宣言に盛り込むことが出来たと評価している。

G7サミットは終わったが、バイデン米大統領はブリュッセルでのNATO首脳会議に続いて、ジュネーブでロシアのプーチン大統領と首脳会談を予定している。米露首脳会談は世界が注目している。両首脳間で何が話し合われるのか、外交部会としても注視していきたい。


あわせて読みたい

「中国」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    橋本会長、「選手のプレイブック違反」証拠をお見せします 出場資格を取り消せますか

    田中龍作

    07月23日 08:33

  2. 2

    バッハ会長“長過ぎスピーチ”で…テレビが映さなかった「たまらずゴロ寝」選手続々

    SmartFLASH

    07月24日 09:20

  3. 3

    天皇陛下と同列?五輪開会式でのバッハ会長の振る舞いに違和感続出

    女性自身

    07月24日 11:55

  4. 4

    天皇陛下の開会宣言に着席したまま…菅首相に「不敬にも程がある」と非難の声

    SmartFLASH

    07月24日 08:58

  5. 5

    ホロコースト揶揄を報告した防衛副大臣に呆れ 政府のガバナンスは完全崩壊か

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    07月23日 10:46

  6. 6

    7月24日(土)ムネオ日記

    鈴木宗男

    07月24日 17:20

  7. 7

    退職金や老後資金を吸い上げる「ラップ口座」の実態

    内藤忍

    07月24日 11:33

  8. 8

    自民党で相次ぐ世襲の新人候補者 3つの弊害を指摘

    山内康一

    07月24日 09:24

  9. 9

    前例を覆した開会宣言 政府の緊急事態宣言よりも感じる「重み」

    階猛

    07月24日 10:39

  10. 10

    東京五輪の開会式は滞りなく挙行 世界に恥を晒すことをどうにか避けられた日本

    早川忠孝

    07月24日 16:07

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。