記事

【ウォルマート】、従業員74万人に高額スマホをタダ!DXと同様にBXも改善が大事?

[画像をブログで見る]

■ウォルマートは3日、国内従業員の約半数に当たるスタッフにサムスン製スマートフォンを無料支給することを発表した。

スケジューリングなどスタッフ用アプリを搭載したスマートフォンで従業員の生産性向上を図る。

74万人以上のスタッフに供与されるのはサムスンが業務上での利用を想定して開発された「ギャラクシーXカバー・プロ(Galaxy XCover Pro)」だ。

小売価格が499ドルのスマートフォンに特性ケースとスマホ本体が破損したときの修理代を補償する保険までつけて無料支給する。

POSシステムとしても機能するスマートフォンにはビルトイン・アプリ「ミー@ウォルマート(Me@Walmart)」が内蔵されており、このアプリを使って業務を遂行する。

ミー@ウォルマートには最大2週間分の勤務時間を閲覧できる「スケジュール管理(Scheduling)」にジオフェンシング技術を応用したタイムカード用の「モバイル・クロックイン(Mobile Clock In)」がある。

ギャラクシーXカバー・プロに追加可能となっているトランシーバー機能「プッシュ・ツー・トーク(Push to Talk)」でチーム内での即時連絡がスムーズになる。

さらにスマートスピーカーに搭載されているアマゾンの音声アシスタント「アレクサ(Alexa)」のような「アスク・サム(Ask Sam)」機能が付加されており、商品の場所など簡単の質問に応答できる情報検索もある。

また今後も新たな機能が加えられる予定で、例えばバックルームにある商品を売場に出す際、従来は個々のボックスをバーコードでスキャンしていたが、AR(拡張現実)を利用し棚を撮影するだけでスクリーン上で品出し商品を簡単に見つけることができるようになる。これにより在庫管理の時間がこれまでの3分の1に削減できるという。

なおミー@ウォルマート・アプリは勤務中しか利用できないが、勤務以外の個人的な用事でもスマートフォンを使うことを認める。

 ウォルマートは2月、今年度(2022年)の設備投資額に140億ドル(約1.47兆円)近くを投じる方針を示した。従来の設備投資額から約40%も増やすことでウォルマートはこれまでにないほどDX投資するのだ。

一方、アマゾンなど競合に対してウォルマート役員は相当な危機感をもっていることが最近、ウォルマートの内部資料から明らかにされている。

それを裏付けるように巨費を投じて約1,500店に導入したピックアップタワーを撤去することを発表した。

コロナ禍でネットスーパーが急成長したことでカーブサイド・ピックアップ・ユーザーが急増した。

同ユーザーが店内で受け取るピックアップタワーも利用すると「二度手間」になることから、高額なハイテク機器のスクラップを決めたのだ。

ウォルマートでは約500台の展開であっさり中止にしたシェルフ・スキャニング・ロボットの事例がある。

ボサノバ・ロボティクス(Bossa Nova Robotics)のオートSはAI(人工知能)やスキャニングセンサーを搭載した約1.8メートルの高さのロボット。

売り場の通路を進みながら欠品や在庫少、置き間違い、値段間違いなどを1つ1つ念入りにチェックしていくのだが、このDX投資も生産性向上に見合わない判断され、迷いなくスクラップとなった。

 いいかえればウォルマートのDXには「もったいないから」「どうせここまでやったから」「せっかくだから」等、サンクコスト効果に陥っていないといえる。

巨費を投じてもDXに見切りをつけることが大切だと示唆しているのだ。

トップ画像:ウォルマートは、サムスンが業務上での利用を想定して開発された「ギャラクシーXカバー・プロ(Galaxy XCover Pro)」を74万人のスタッフに無料支給する。ギャラクシーXカバー・プロに内蔵された「ミー@ウォルマート(Me@Walmart)」アプリにはトランシーバー機能「プッシュ・ツー・トーク(Push to Talk)」がある。



ミー@ウォルマートのPR動画。ミー@ウォルマート・アプリは勤務中しか利用できないが、勤務以外の個人的な用事でもスマートフォンを使うことを認める。映像には休憩中、漫画を楽しんでいるスタッフ(2:30)も映し出されている。が、漫画では済まないかもしれない。

[画像をブログで見る]

ミー@ウォルマートには様々な機能が組み込まれている。画像は最大2週間分の勤務時間を閲覧できる「スケジュール管理(Scheduling)」のUIだ。

[画像をブログで見る]
ジオフェンシング技術を応用したタイムカード用の「モバイル・クロックイン(Mobile Clock In)」もある。

[画像をブログで見る]

トランシーバー機能のUI。ミー@ウォルマートにはこの他、アマゾンの音声アシスタント「アレクサ(Alexa)」のような「アスク・サム(Ask Sam)」機能が付加されており、商品の場所など簡単の質問に応答できる情報検索もある。



また今後も新たな機能が加えられる予定で、例えばバックルームにある商品を売場に出す際、従来は個々のボックスをバーコードでスキャンしていたが、AR(拡張現実)を利用し棚を撮影するだけでスクリーン上で品出し商品を簡単に見つけることができるようになる。これにより在庫管理の時間がこれまでの3分の1に削減できるという。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。ワクチン接種2回目の「衝撃的」副反応から生還しました。ワクチン接種を受けた2日目となる昨日、1日中、寝たきりの状態になりました。こんなに眠ったのは多分、生まれて初めての経験です。

激しい悪寒はありませんが、頭痛に関節痛に倦怠感でベッドから動けないのです。起き上がるのがやっとでトイレにもそろり、そろりとスローモーション。ちょっと起きあがっては疲れて横になってすぐ寝る、という繰り返し。全くなんにもできない状態でした。前日にブログを書いて予約アップロードにしていたのは正解でした。

特に午前中、ブログなんて書いている体力や思考は1秒もありませんでしたから。ワクチン接種はウイルスに対する免疫を作り出すことで病気になりにくい身体にする、いわばボディ・トランスフォーメーション(BX)。最悪の場合は往生したり、人に移したり、何週間も寝たきりになったりすることを考えれば、不自由が1日で済むのだからワクチン接種も投資です。が、後藤にとってこの投資は二度と御免なBX副反応。 

 急いで開発されたから、それぞれの副反応は我慢してねということでしょう。来年以降は身体に優しいワクチンを望みます。より良いBXもウォルマートDXも絶え間ない投資と改善ですね。健康のありがたさを文字通り「痛感」した1日になりました...

あわせて読みたい

「ウォルマート」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    “酒類の提供19時まで”の制限に議員から厳しい声「居酒屋やバーにとっては休業要請」

    BLOGOS しらべる部

    06月18日 19:42

  2. 2

    スシロー、くら寿司、はま寿司の海外戦略 "日本食ブーム"の海外市場が秘める可能性

    三輪大輔

    06月18日 10:38

  3. 3

    山尾志桜里議員引退へ。悪い意味での「職業政治家」ばかりの永田町の景色は変わるのか

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    06月18日 10:10

  4. 4

    ワクチン供与と、国際的な情報戦と韓国外交の茶番劇

    佐藤正久

    06月18日 08:21

  5. 5

    ひろゆきで大流行!YouTube切り抜き動画の台頭と実際にやってみて分かったこと

    放送作家の徹夜は2日まで

    06月18日 08:06

  6. 6

    尾身会長の五輪発言「飲食店」からも意見あり!! 政府復興委員として初会合に出席

    わたなべ美樹

    06月18日 12:55

  7. 7

    山尾議員 突然の政界引退に疑問続出「説明責任果たしてない」

    女性自身

    06月18日 22:10

  8. 8

    私が日本の経済財政再建のヒントはルワンダの過去にあると思う理由

    宇佐美典也

    06月18日 12:00

  9. 9

    なぜクマが大量出没するようになったのか? 「エサ不足」ではない本当の理由

    文春オンライン

    06月18日 14:37

  10. 10

    尾身会長、提言は「プロフェッショナルとしての責任」

    ABEMA TIMES

    06月18日 20:52

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。