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ロバート秋山、クリエイターズ・ファイルは“ライフワーク”「やめられない遊びです」

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●台本ナシ、瞬発力で生まれる面白さ 世界の反応にも期待

お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次がさまざまなクリエイターに扮する「秋山竜次のクリエイターズ・ファイル」が、Netflixオリジナルシリーズ『クリエイターズ・ファイル GOLD』となって全世界に向けて配信される。絶妙なクリエイター選びと、本物と思わせるセリフや仕草、謎のプロフェッショナル感が話題となり、人気沸騰。秋山が生み出したクリエイターの総数は、現在までに70人以上という驚きの数に達している。「『クリエイターズ・ファイル』は今や、僕のライフワーク。楽しくてしかたない。やめられない遊びです」とネタは尽きない様子の秋山が、『クリエイターズ・ファイル GOLD』にかける思いや、名クリエイター陣の誕生の道のりを語った。


2015年から始まった「秋山竜次のクリエイターズ・ファイル」が、『クリエイターズ・ファイル GOLD』となって世界190ヶ国以上で利用されているNetflixで配信される。スタートから6年が経ち、“世界進出”を果たした形だ。秋山は「これを世界がどう観るんだ! 190カ国がこれをどう感じるのか……教えて! 30ヶ国の言葉に訳されるんですよ。どう伝わっていくんだろう」と大きな笑顔を見せる。

「世界に向けて配信されるのはとてもありがたいですが、まずは日本の方に面白いと思ってもらわなければ、話にならない」という思いを抱きつつ、登場させる8人のクリエイターの人選にも頭を悩ませたという。「『クリエイターズ・ファイル』で特に人気のあるYOKO FUCHIGAMIと上杉みちくんは、外せないなと思いました。あとは新作もやりたいし、バランスも大事。“世界に向けて観てもらう”という角度を考えるならば、言葉がわからなくても面白さの伝わるような人。例えば、スーパーモデルのアルセーヌ・ダルタニアンも入れたいなと思いました。YOKO FUCHIGAMIがただただ『スポーツ・ブラジャー』と連呼する場面もありますからね。本当に、世界の人はどう観るんだろう!」と秋山自身も反応を楽しみにしている。

伝説のホテルマンである折尾豊、天才子役の上杉みち、おかっぱ頭のトータル・ファッション・アドバイザーYOKO FUCHIGAMI、透明感が出すぎの清純派女優の藤原采……。どのクリエイターも、醸し出す雰囲気、仕草、放つ言葉など、「こういう人、いそう!」と思わせる完成度。生みの苦しみとは、どのようなものだろうか? すると秋山は「『勢いでやっちゃえ!』というところから始まることが多いです」と笑う。

「『クリエイターズ・ファイル』には、“やったことのないところに手を出す面白さ”というのがあって。それだけに『計画を練りすぎるとよくないな』とも思っています。だいたい事前に衣装やカツラだけ決めて、場所を用意してもらったら、当日そこでどうしようかと考える。もうエキストラさんも呼んじゃっていますから、なにか出てこないと困りますよね(笑)。エキストラさんも配役を決めないで呼んでいますから、当日になって『ここでこういうことを言ってください』とお願いします。その場でひとつ面白いものが浮かんだら、それをとことんやり続けるというのが、いつものやり方。勢いで出てきたものが、面白さにつながることが多い」と瞬発力が大事だそうで、「それぞれのクリエイターの名前も、衣装を着て、カツラをかぶってから決まります。ギリギリまで決めないですね」と明かす。


秋山は「最初の1、2時間は探り探り。3時間くらい経ってから、ようやく使えるアイデアが出てくる」と楽しそうににっこり。台本ナシで進んでいくというが、『クリエイターズ・ファイル GOLD』にはクリエーターと交流する豪華ゲスト陣も登場する。横浜流星、永野芽郁、冨永愛、オダギリジョーら錚々たる面々だが、アドリブだらけの現場を成立させてくれたゲスト陣に、秋山は感謝しきりだ。

「“こういう設定の中で秋山と絡んでください”という流れの書いてある資料だけをお渡しして。きちんとした台本はありません。さらにその流れ通りのことも、僕はやりませんからね(笑)。これまでのエキストラさんとの絡みを思い返しても、やっぱりセリフを決めていないからこそ、面白いんです。ゲストの皆さんにも流れだけを把握してもらって、あとはその場のノリでやってもらいました。こんな仕事のオファー、事務所さんは心配だったと思いますよ!」と語りながら、ゲストたちの反応力に舌を巻く。

「みちくんのライバルである、天才子役を演じた安達祐実さんもすごかったなあ。YOKO FUCHIGAMIとファッションを語る、冨永愛さんの受け答えもものすごく自然で驚きました。富永さんと話すことで、さらにYOKOがファッション界の重鎮に見えてくる。横浜流星くんの前では、ホテルマンの折尾豊が突然、スタッフにビンタをしたんですよ。横浜くん、本当に“うわあ!”という顔をしていましたよね(笑)。ああいう、なにも決まっていないからこそ出てくる表情が面白いですよね」。

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