記事
  • ロイター
  • 2021年05月22日 04:50 (配信日時 05月22日 04:58)

FRB当局者、5月米雇用の伸びに対する予想引き下げ 人材不足で


[ワシントン 21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)当局者が5月の米雇用の伸びに対する予想を引き下げ始めた。企業の採用意欲は高いものの、就職が可能な、または就職する意思のある人が引き続き少ないことが要因となっている。

ダラス地区連銀のカプラン総裁は21日、雇用を巡る問題は5月に入っても続いており、雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比26万6000人増と市場予想を下回る伸びになった4月に続き、5月も弱い内容になるかもしれないと述べた。

ダラス地区連銀がこの日発表した国内の雇用動向に関する調査によると、5月の雇用の伸びは潜在的に弱く、労働市場のボトルネックが続いている可能性が示された。

カプラン総裁は、失業保険手当や親が育児のために在宅を強いられていることなどの「構造的な問題が4月の雇用統計で見られた。これらはすぐに解消されない」と指摘。企業は求人しているものの、人材が見つからないとしており、5月の雇用統計は変則的で異常な数値になる可能性があるとした。

セントルイス地区連銀のブラード総裁も19日、米労働参加率の回復が緩慢なペースにとどまる中、雇用者が月間100万人を超えて増加するという予想は「行き過ぎ」で、月間50万人程度の増加がより現実的な見通しという考えを示した。

このような発言は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の経済的影響を抑制する支援策の実施期間を巡り、FRBのジレンマが高まっていることを浮き彫りにしている。

フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は21日、米紙ワシントン・ポスト主催のバーチャルイベントで、テーパリング(量的緩和縮小)に向けた最善の方策を巡り、連邦準備理事会(FRB)は「遅いよりは早め」に討議を開始すべきとの見解を示した。

また、アトランタ地区連銀のボスティック総裁とリッチモンド地区連銀のバーキン総裁も同じイベントで、テーパリングを討議する前に雇用の増加が必要との姿勢を堅持した。

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    安倍政権下でおかしくなった霞が関 自民党の良心は失われてしまったのか

    早川忠孝

    06月24日 08:39

  2. 2

    NYT「中国製ワクチンには効果が無い」と指摘 接種国で感染状況が悪化

    ABEMA TIMES

    06月24日 15:08

  3. 3

    ウガンダ選手団2人目の陽性者の持つ意味

    大串博志

    06月24日 08:11

  4. 4

    池袋暴走死傷事故・飯塚被告の“記憶違い”の写真  

    NEWSポストセブン

    06月24日 17:10

  5. 5

    緊急事態宣言の解除後からコロナ感染者数が増加 苦境に立たされる菅首相と自民党

    早川忠孝

    06月24日 22:30

  6. 6

    河野大臣がワクチンめぐるデマ流布に言及 不妊については「科学的根拠がない」

    河野太郎

    06月24日 11:12

  7. 7

    関係者・スポンサーに忖度ばかりの五輪・パラリンピックは「古き自民党政治」の象徴か

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    06月24日 09:26

  8. 8

    バッハIOC会長の来日が早まる可能性=武藤五輪組織委事務総長

    ロイター

    06月24日 21:15

  9. 9

    夫婦別氏に関して最高裁の2度目の判断 現行の夫婦同氏制度は「合憲」

    赤池 まさあき

    06月24日 08:32

  10. 10

    「ネットワーク生かし現場の声を都政に届ける」公明党東京都本部代表高木陽介氏

    安倍宏行

    06月24日 18:29

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。