記事
  • ロイター
  • 2021年05月20日 16:05 (配信日時 05月20日 16:03)

ANAがアプリで仮想旅行事業、累計売上3000億円目標


[東京 20日 ロイター] - ANAホールディングスは20日、アプリを使ってバーチャル(仮想)空間で旅行体験などができる新事業を2022年に始めると発表した。まずは日本語、英語、中国語に対応したアプリを同時にリリース。その後10カ国語以上に順次拡大し、多くの外国人の利用を狙う。25年度には仮想旅行で延べ入場者数約5900万人を見込み、同年度までの新事業の累計売上高は約3000億円を目指す。

コロナ禍で旅客需要の早期回復が見込みにくい中、ANAは非航空分野を強化している。同事業ではターゲット顧客の約8割を外国人と想定し、バーチャル空間で旅行の魅力を再認識してもらい、コロナ収束後の訪日需要の喚起にもつなげたい考えだ。

事業開始に向け、昨年8月に設立した子会社ANA NEO(東京・港)が準備を進めている。100人以上が開発を手掛ける仮想空間プラットフォーム「SKY WHALE(スカイホエール)」を運営する。

総合プロデューサーには、人気ゲーム「ファイナルファンタジーXV」の元ディレクターで、ゲーム制作会社JP GAMES(東京・千代田)最高経営責任者の田畑端氏が就任した。同社はANA NEOにも37.4%出資している。ヴァイオリニストで作曲家の葉加瀬太郎氏が音楽を監修する。

仮想空間内に世界の都市や観光名所などを3次元CGで再現。自分の分身「アバター」を操作し、その場にいるような体験を提供する。最大8人まで同時にログインでき、目的地に向かうフライトを楽しんだり、旅先で土産を買ったりイベントに参加したりできる。過去や未来、テレビや映画の世界にも飛び込める旅行体験も用意する。

仮想空間には、マイルも使って買い物ができるショッピングモール、アドバイスを受けられる医療サービスなども展開する予定。アプリのダウンロードは無料。3000億円の累計売上目標には、アプリ内の有料サービスによる課金収入、モールの出店料などを含む。

スカイホエールは外部にも開放するオープンプラットフォームで、ANA NEOは資本も含めた提携先を募って事業規模を拡大する。ANAは25年度までに非航空事業の年間売上高をコロナ前水準の倍増となる4000億円に引き上げる目標を掲げている。

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    日本人はナゼ「貧乏になったこと」に気が付かないのか?

    内藤忍

    06月21日 14:24

  2. 2

    年上の高齢男性から告白されるということについて

    紙屋高雪

    06月21日 09:11

  3. 3

    「反ワクチン」言説は支持しません。が、Amazonなどからの一斉排除はいささかの懸念が残る

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    06月21日 08:18

  4. 4

    共同通信『慰安婦謝罪像、東京で展示を検討』 とんでもないことで許せぬ

    和田政宗

    06月21日 08:22

  5. 5

    小川彩佳アナと離婚へ ベンチャー夫の呆れた一言「今からなら、遊んでも…」

    文春オンライン

    06月21日 19:30

  6. 6

    60歳以上の約3割「家族以外の親しい友人がいない」孤独に長生きして幸せなのか

    毒蝮三太夫

    06月21日 09:31

  7. 7

    ワクチン接種の義務付けをめぐる「公共の福祉」と「個人の自由」日本とアメリカで違い

    中村ゆきつぐ

    06月21日 08:35

  8. 8

    日本政府、アストラゼネカのワクチンをタイに寄付へ

    ロイター

    06月21日 20:44

  9. 9

    尾身氏らが提言した無観客開催 五輪ファンの生きがいが奪われるリスクは検討したのか

    山崎 毅(食の安全と安心)

    06月21日 10:53

  10. 10

    日本に必要な国産ワクチン 「掛け捨て」で次の危機に備えよ

    WEDGE Infinity

    06月21日 15:24

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。