記事
  • ktdisk
  • 2021年05月20日 08:46

アメリカ移住するにはどのくらいの英語力が必要か

1/2

この度、”自由に生きる海外移住”という新ブログを立ち上げました。より多くの日本人が海外で活躍できるように、アメリカでの仕事や生活についての情報発信をしています。興味のある方は是非御覧ください。新ブログでの”アメリカ移住するにはどのくらいの英語力が必要か”という記事をこちらにも掲載させて頂きます。

アメリカ移住に必要な英語力はTOEIC600点

私は、外資系企業の日本法人に勤めて、2013年に米国本社に転籍をしてきた。なので、同じ会社の日本法人に勤める人から、アメリカ移住について相談を受けることは少なくない。海外移住を人生の一つのオプションと考えている人から受ける質問の中で最も多いものがある。

アメリカ移住するためにはどのくらいの英語力が必要か?

アメリカで仕事や生活をしていくために、コミュニケーションというのは全ての基盤となるために、必要な英語力のおおよその目安を何とか知っておきたい、英語勉強の目標の参考値を知りたい、という気持ちはよく分かる。これはよく聞かれる、いつも答えに窮するのだが、敢えてこの難問に思い切って答えるとすると「アメリカ移住に必要な英語力はTOEIC 600点」というのが私の答えになる。

この点数を聞いて、「そんなに低いのか?」と疑問に持つ人もいれば、「それは高すぎる〜」と思う人もいるだろう。もちろん、TOEICで600点というのは、こちらで仕事をする上でも、生活をする上でもかなり苦労を強いられる英語力だ。とりあえずの英語力は満たしているが、アメリカで仕事の成果をだし、より楽しくストレスのない生活を送るにためには十分とは言えない。が、とりあえずアメリカ生活を始めるには必要十分と私は考えており、本稿ではその理由を説明していきたい。

TOEIC600点とはどれくらいの点数なのか

以下はTOEICを運営しているIIBCのサイトで紹介されている海外出張や赴任に求められるTOEICの点数の基準だ。

570点から810点というのが日本企業が海外部門の社員への期待値となる。600点というのは「レベルC:日常生活のニーズを充足し、限定された範囲では業務上のコミュニケーションができる」の中央値であり、上述の海外部門社員の期待値の範囲ではボトムの数値となる。「買い物に行ったり、レストランで食事をしたりする日常生活を送る上では大きな問題にはならないが、仕事を適切にするためにはもうちょっと向上が求められる」という感じと思うが、これは私の感覚値ともかなり近い。

次にアメリカ移住を始めるためには、TOEIC 600点という英語力が必要十分と私が考える理由をあげていきたい。先にポイントだけあげると下記のようになる。

  • アメリカは英語が母語でない人への支援制度が非常にしっかりしている
  • アメリカで生活を始めれば、英語力はそれなりにあがる
  • 勉強する習慣こそが、英語力向上の鍵となる

アメリカは英語が母語でない人への支援制度が非常にしっかりしている

アメリカという国は、社会全体の活力を上げるために移民を多く受け入れている国だ。なので、受け入れた移民がアメリカ社会に馴染み、生活力をつけ、そして付加価値を生み出すために多くの投資をしている。コミュニケーションは何事においても要となるために、英語が母語でない人のために様々な語学支援制度がある。

ESL(English as Second Language)は、その中心となる制度で、文字通り英語が母語でない人向けの英語クラスである。小中高のどの学校でも、アメリカにきたばかりの生徒を支援するためにESLのクラスは設置されているし、学校だけでなく市や教会も大人向けの様々なESLクラスを運営している。クラスに参加する前にテストをしたり、講師と実際に話すことによって、レベルに応じたクラスにアサインしてくれるため、授業の内容が難しすぎて全くついていけないということもない。

また、子供が学校に通っていると各種の連絡がSMSで送付されてくるのだが、私が住んでいる市では自動翻訳ではありながらも、そういう内容も日本語で送付してくれるサービスがある。"Good Morning! Parents!"が「おはよう!親!」とか訳されているので苦笑してしまうが、意味が通ればよいので、英語が苦手な人にはかなり助けにはなると思う。また、病院にもよるが、大手の病院では日本語への翻訳サービスなどもあり、英語が母語でない人も基本的な生活が遅れるようなインフラやサービスがかなり整っている

以上述べたようにアメリカには英語が母語でない人への支援制度が整備されているので、こと生活についてはあまり心配しすぎる必要はない。実際のところTOEICで300−400点くらいの英語力の移民がアメリカでは沢山生活をしているというのが私の肌感覚だ。

あわせて読みたい

「英語」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    昭和の頑固オヤジ!JASRACと闘い続けた小林亜星さん

    渡邉裕二

    06月23日 08:04

  2. 2

    「すべては首相続投のため」尾身会長の警告さえ無視する菅首相の身勝手な野心

    PRESIDENT Online

    06月23日 08:26

  3. 3

    小中学生の観戦は止めるべし。満身創痍、痛々しいオリンピックになることは必至

    早川忠孝

    06月22日 17:54

  4. 4

    フランス人記者が菅首相の五輪めぐる答弁に憤り「私は日本国民のことを気にしている」

    ABEMA TIMES

    06月22日 10:32

  5. 5

    小池百合子知事、静養へ。1,400万都民の命を預かる重責に心からの敬意を

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    06月23日 08:23

  6. 6

    「ウッドショックからウッドチェンジへ」林野庁の木材利用促進に違和感

    田中淳夫

    06月22日 10:21

  7. 7

    「児童手当無し、高校無償化も対象外」高所得者への"子育て罰ゲーム"が少子化を加速

    PRESIDENT Online

    06月22日 09:33

  8. 8

    【プライムデー】、米国商戦夏の陣!Amazon Freshは地味にセールもエコシステムが拡大?

    後藤文俊

    06月22日 09:13

  9. 9

    リモート営業で絶対に使ってはいけないフレーズとその理由

    シェアーズカフェ・オンライン

    06月22日 08:31

  10. 10

    パソコン作業は腰への負担が1.85倍。腰痛対策には“後ろ7割”の姿勢を - 酒井慎太郎

    幻冬舎plus

    06月23日 08:40

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。