記事
  • ロイター
  • 2021年05月19日 16:05 (配信日時 05月19日 19:15)

英CPI、4月は前年比+1.5%に加速 電気やガスなど上昇


[ロンドン 19日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が19日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年比1.5%上昇し、3月の0.7%上昇から伸びが2倍以上に加速した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は1.4%上昇だった。

電気やガス料金などのほか、衣料品の上昇が押し上げ要因だった。ガソリン価格も原油高の影響を受けた。

新型コロナウイルス流行を経て世界経済が上向く中、インフレ率は向こう数カ月で米国のように加速する見込み。

EYアイテム・クラブのエコノミスト、ハワード・アーチャー氏は「インフレ率が向こう数カ月でさらに上向き、経済が第2・四半期からまずまずの回復を示すと見られる中、英中銀が追加緩和というよりも金融引き締めをいつ開始するのかについて関心が強まっている」とし「しかし、5月会合の議事要旨では英中銀が引き締めに急いでいるようには見えなかった」と述べた。

エネルギーやその他変動が激しい項目を除いたコアインフレ率は、前年比1.3%上昇した。

生産者物価産出指数は前年比3.9%上昇。2年半ぶりの大幅な伸びとなった。また、生産者物価投入指数は同9.9%上昇し、伸び率は2017年2月以来の大きさとなった。

イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は18日、製造業者の投入価格の上昇が消費者物価の上昇につながっている証拠は、これまでのところ得られていないと述べた。

大半のアナリストによると、インフレ率は来年に再び軟化する見通し。新型コロナウイルス流行で低迷したベースとの比較効果が薄れるためだ。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ルース・グレゴリー氏は「新型コロナ危機が経済に大きな傷痕を残さないとの考えが正しければ、経済再開に伴うインフレ高進は一時的だろう」と述べた。

一方、ベレンバーグ銀行のエコノミスト、Kallum Pickering氏は「多くの人々が主張するほど、インフレ率上昇が全くの一時的なものになるとはわれわれは考えていない。10年以上に及ぶディスインフレーションを経たインフレ上昇は先進国全体にとってターニングポイントだ」と指摘した。

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    格安スマホ業界にまで波及した価格破壊

    自由人

    06月19日 08:14

  2. 2

    “酒類の提供19時まで”の制限に議員から厳しい声「居酒屋やバーにとっては休業要請」

    BLOGOS しらべる部

    06月18日 19:42

  3. 3

    スシロー、くら寿司、はま寿司の海外戦略 "日本食ブーム"の海外市場が秘める可能性

    三輪大輔

    06月18日 10:38

  4. 4

    山尾議員 突然の政界引退に疑問続出「説明責任果たしてない」

    女性自身

    06月18日 22:10

  5. 5

    山尾志桜里議員引退へ。悪い意味での「職業政治家」ばかりの永田町の景色は変わるのか

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    06月18日 10:10

  6. 6

    ワクチン供与と、国際的な情報戦と韓国外交の茶番劇

    佐藤正久

    06月18日 08:21

  7. 7

    なぜクマが大量出没するようになったのか? 「エサ不足」ではない本当の理由

    文春オンライン

    06月18日 14:37

  8. 8

    尾身会長の五輪発言「飲食店」からも意見あり!! 政府復興委員として初会合に出席

    わたなべ美樹

    06月18日 12:55

  9. 9

    ひろゆきで大流行!YouTube切り抜き動画の台頭と実際にやってみて分かったこと

    放送作家の徹夜は2日まで

    06月18日 08:06

  10. 10

    私が日本の経済財政再建のヒントはルワンダの過去にあると思う理由

    宇佐美典也

    06月18日 12:00

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。