- 2021年05月14日 18:36
「最も忙しい四大臣、待ちぼうけ」官房参与の“嘘”追及で立民らが退席 80分超える空白の時間
1/2衆議院内閣委員会で14日、立憲民主、無所属、共産党の議員が退席し、40分以上中断する場面があった。最終的に退席した議員が不在のまま委員会は続行されたが、約46分にわたり質問者なく質疑時間が過ぎるのを待つことになった。
同委員会には、質問に答えるため加藤勝信官房長官、西村康稔コロナ担当相、河野太郎ワクチン担当相、平井卓也IT担当相も出席していた。
「さざ波」ツイートの高橋内閣官房参与が出席せず

発端となったのは、立民に参考人として招致を求められていた内閣官房参与の高橋洋一氏が出席していなかったことだった。
委員長を務める自民党の木原誠二議員は、「参考人の招致については、理事会における全員の一致が原則になっている。朝の時点で与野党で確認し、今日はお呼びしないということで合意している」と説明した。
高橋氏は9日、Twitterで日本のコロナ感染拡大状況を「さざ波」と表現し、「これで五輪中止とかいうと笑笑」などと投稿した。
批判が集まったことを受け、11日には自身のYouTubeチャンネルで「『波』発言で炎上。謝罪要求する一部のマスコミさんへ」と題する動画を公開。その中で、「さざ波」という表現は医師の木村盛世氏の表現を引用したもので、「笑笑」と付けたのは「五輪を中止したら世界から笑われる」という意味だったと説明していた。
加藤官房長官は同委員会でこのツイートについて、「個人の資格において対外的におこなう発信について、内容等も含めて、ご本人の責任においておこなっておられる。政府としてコメントは差し控える」と述べた。
森山議員が高橋氏の“ウソ”を追及

立憲民主党の森山浩行議員が、政府は日本のコロナ感染拡大状況が「さざ波」だと認識しているか質問したのに対し、西村大臣は「さざ波だとは認識していません」と答えた。これを受けて森山議員は「(高橋氏が)政府と内容の違うことを言っている」「やっぱり本人に来てもらわないと分からない。根拠も真意も分からない」と主張した。
またYouTubeの動画で高橋氏が、日本から五輪中止を申し出れば巨額の賠償金を払う必要があると述べ、「恐らく数千億円払わないといけないことになる。政府も知ってる」と語ったことについて、森山議員は事実かどうか質問した。
「オリンピックの開催権はIOCにしかない。日本は会場を提供しているだけ。日本の理由によって会場提供している人が中止と言えば、主催者のIOCから巨額の賠償金が請求される。多分数千億円」
「無観客(開催)でも放映権はとれるから、IOCから中止を言うことはないです。(中止を)言うとすれば日本だけ。日本政府だってこんなの知ってるから(中止と)言わない」
(YouTube「高橋洋一チャンネル」での高橋氏の発言)
内閣官房審議官は「国は開催都市契約を締結している当事者ではなく、なんら承知していることはない」と回答した。
森山議員は審議官の答弁で「高橋氏が嘘をついている」ということになるとし、本人に真意をただす必要があると改めて主張した。
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