- 2021年04月26日 15:41
「おぼろげな46%」問題の真相。小川アナのゲスさと、けっこうやるじゃん進次郎。
1/2徹ちゃん「大嫌い」と公言してた進次郎と一騎打ち
「おぼろげにシルエットが見えてきた46%」発言でまた炎上している小泉進次郎が、4月25日のアベマTV橋下Barに登場!
こりゃメッタ斬りにされて終わりかと思ったら、論戦は最終的に進次郎やや巻き返しと私には見えました。
46%発言については最後に置いておくとして。
まず橋下さんの進次郎批判(橋下さん進次郎を「大嫌い」と以前からずっと公言してましたが)は以下が主なポイント。
①脱炭素には原子力は不可欠ではないか。
②脱炭素シフトで石炭など化石燃料技術が廃れると、そこに中国が入り込んで結局日本は損をする。
③ガソリン自動車技術で世界トップの日本がEVに舵を切ることの経済的損失。
④福島処理水問題では、早々に放出を名言し、福島にお詫びすべきだった。
原発廃止論では進次郎の宗旨変え批判で橋下さんがやや有利
①については、進次郎の言い分は以下の通り。
・晴れたり曇ったりして不安定な自然エネルギー、そして日照りが続いた夏の過剰発電問題、こうした不安定さが、産業基盤を揺らがせるため、結局、安定的なベースロード電源が必要というのが旧来の話。このベースロードで火力に頼ればCO2が排出されるから、やはり原子力が重要となるというのが、橋下さんの論議だと思う。
・ただし、昨今では過剰発電時の余剰電力によって、水素を生成しそれを貯めるという技術が相当レベルでうまくいくようになっている。だからこの点も考慮すると、そろそろベースロード電源論が不要になって来た。
・問題は自然エネルギー活用でもものによって、すぐできるものと、そうでないものがある。地熱などは開発に10年近くかかる。こうしたものは2030年までには相当厳しい。一方太陽光などは比較的早くそして急激に安くなっている。こうしたミクスの中で、どうしても足りない時に、原子力の話は最後に出すべきだ。
■対して橋下さんの反論は、
「原子力ゼロと言っていた進次郎さんが、今は、最後は原子力もありという。その点は政治家としての方針変更のはずだ」。
→進次郎の知見もかなりなものだったが、政治家の方針変更という意味では橋下さんが勝ちと見た。
「脱炭素で化石ビジネスは中国独占」とはならず
続いて②の脱炭素運動の中で、炭素系の技術で中国がはびこる(これ、橋下さんだけでなくサンケイの論調)。橋下「進次郎さんは中国は大国としての行動を期待している、といってるが、甘い」と。
■進次郎の反論
・まず、大国としての行動、というのは、中国は二枚舌で都合が悪くなると「まだ国民一人当たりのGDPは途上国並み」という詭弁で国際貢献を逃げる。そこに釘を刺したまでのこと。
・中国と日本の化石燃料活用技術を見ると、もうほとんど差がなく、既に日本が劣る分野は多い。だから、石炭火力などで東南アジアプロジェクトに競合しても勝てない可能性は高い。
・何より、世界の潮流は「脱化石燃料」のため、たとえば石炭関連のプロジェクトなどには、ほぼ日欧米の金融機関は出資しない。また、欧米の一般企業は炭素活用企業との取引をどんどん辞めている。中小企業でさえ、取引相手から外されている。
・結局、世界が新しい方向に動き始めており、そちらの方がはるかにビジネスチャンスは大きい。にもかかわらず、古くて小さくなる市場を中国と取り合っても投資価値は低い。
・過去に日本は東南アジアに石炭火力発電所を篤志で開発してあげたが、そうした国が国際会議の場で日本支持に回ることは少なかった。つまり、国際協調手段としても投資価値は低い。それよりも、日米欧印で連携して途上国に対処する方法で恩を売る方が、外交手段としては明らかに合理的だ。
ガソリン車撤廃→EV化
進次郎「2035年オールEV化というが、ハイブリッド車はEVにカウントされる。また、FCV(水素電池)や固体電池などでは日本が圧倒的なトップにおり、この点で有利に運ぶことは可能。すでにホンダは、ハイブリッドさえ全廃して2040年に完全EV化を宣言している。そこにはFCVや固体電池の目論見がある」、この件、後ほどまだ書きます。



