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【4月16日の話】ウインズ後楽園が誕生…競馬ファンに愛される黄色いビルのパワーとは

写真はイメージです

 1949年4月16日、東京都文京区に「後楽園場外勝馬投票券発売所」が誕生した。

 1987年からは「ウインズ後楽園」の名で親しまれるこの場外馬券売場は、国内に数多くあるウインズのなかでも、最大級の規模として知られている。

 なぜウインズ後楽園は “日本最大級” の場外馬券売場になり得たのか。本誌の取材に応じてくれたJRA(日本中央競馬会)の広報担当者は、そのターニングポイントを教えてくれた。

「1973年5月、ウインズ後楽園が地上8階と地下1階に及ぶ、大規模な改修工事をおこないました。その結果、ウインズ後楽園の売上が向上したという記録があります」

 それまでは、馬券を購入できる窓口は20しかなく、決して便利とはいえない売場だった。しかし、1973年に現在のビルに移転し、大幅に窓口を拡充したのだ。

 平成に入り、“天才ジョッキー” 武豊の活躍や、オグリキャップ、マヤノトップガンといった歴史的名馬の出現により「競馬ブーム」が到来。天皇賞や有馬記念といった重賞レースとなれば、こぞって競馬ファンたちが後楽園に駆けつけた。

 ウインズ後楽園のすごさは、その売上額に現れている。

 1991年に京都競馬場でおこなわれた有馬記念は、総額553億円を売り上げたが、そのうちのおよそ1割を占める54億円分が、当時のウインズ後楽園から発売された。

 また、有馬記念史上もっとも多く売り上げた1996年の有馬記念では、舞台となった中山競馬場(千葉県船橋市)では48億3000万円だったが、ウインズ後楽園では60億円を売り上げている。

 現在、「黄色いビル」はさらに拡張され、8階と9階には「エクセルフロア」というエリアが設けられている。ここでは、指定の座席に座り、くつろぎながら競馬を楽しめる。

 また、競馬に関心のない子供たちが退屈しないよう、「キッズパーク」が設置されるなど、より快適に競馬を楽しめるような工夫がなされている。「黄色いビル」と呼ばれる建物は、JR総武線の車窓からも目にでき、後楽園のシンボル的存在となっている。

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