- 2021年04月09日 08:17
東大京大生ってどうしてそんなにコンサルになりたがってるの?と思ったときに読む話
1/2今週のメルマガ前半部の紹介です。
先日、こんなニュースがちょっとした話題になりました。
【参考リンク】【3月速報:東大京大 22卒就活人気ランキング】コンサル独占だったTOP10に異変あり?3月以降の「本命」企業はどこだ?
東大・京大生の就職希望ランキングで上位5社に日本企業が3社も食い込んだゾ!というものなんですが、逆に言うとそんな程度の話でニュースになるくらい、近年は優秀層は日本の大手企業には目もくれない状況が続いていたということです。
ちなみに上記記事も、あくまでもエントリーが一巡した中間段階での一時的現象にすぎないと指摘しています。外資コンサル人気は不変といっていいでしょう。
ここから9カ月がたち、もうコンサルはエントリーを終え、一度スコープから外して別の業界を見る段階に入った。それがランクダウンの要因だろう。大学受験に例えるなら「外資コンサル=前期日程」、「日系大手=後期日程」のようなものだ。
ちなみに前期日程のランキングはこちらになります。
【参考リンク】【6月速報:東大京大 22卒就活人気ランキング】コロナ直撃の採用前線、人気企業は変わったのか?
なぜ優秀層は外資系コンサルを目指すのでしょうか。そして、日本企業が外資に負けずに優秀層を取り込むにはなにをすべきなんでしょうか。いい機会なのでまとめておきましょう。
エリートが恐れていること
近年、東大や京大といった優秀層の学生に会うと、彼らが具体的に日本企業内のキャリアパスの課題を驚くほど具体的に理解していることに驚かされます。彼らの多くは日本企業に入社して、以下のような状況に直面することを真剣に危惧していますね。
・まったく専門性のない人材になってしまうこと
メンバーシップ型雇用では配属先は選べません。有望な成長事業の戦力として配属される人もいれば、赤字事業の火消し役を期待されて投入される人材もいます。
当然ながら10年たったら転職市場でウン倍の価値が生じることでしょう。
最悪なのは、会社都合であちこちの事業部を経験させられ、35歳を過ぎるころには「社内政治には詳しいけど転職サイトに登録したら『未経験者歓迎!』みたいな案件しか回ってこない人材」になることですね。
・会社にしがみつくしかない人材になってしまうこと
転職市場での市場価値の低い人材になってしまうと、もはや会社にしがみつくしか生きる道はありません。
そういう人材はある意味、会社にとってはとても好都合です。なり手のいない職を任せたり、田舎の事業所に転勤させたりとやりたい放題ですから。若手なら即転職するような仕事でも、しがみつくしかない中高年は歯を食いしばって勤めてくれます。
実は日本型雇用ってそういう従順なゼネラリストを育成するという狙いもあるんですね。



