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米株式市場、経済成長と緩和策で活況継続=IMF金融安定報告


[ワシントン 6日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は6日公表した国際金融安定性報告書(GFSR)で米株式市場について、バリュエーションはすでにストレッチしているものの、力強い経済成長と緩和的な金融情勢に支援され、短・中期的には活況が続くとの見方を示した。

IMFは報告書で、新型コロナウイルス感染拡大の影響からの急速な回復への期待、企業の業績見通しの改善、緩和的な金融政策の維持により、昨年9月以降のS&P総合500種の上昇率は5日時点で21%を超えていると指摘。株式市場は「有意に」ファンダメンタルズを超える水準で推移し、「過度なリスクテイク」に対する懸念が台頭していると警告した。

トビアス・エイドリアン金融資本市場局長はインタビューで「将来的な経済活動を巡る不確実性を踏まえると、市場はファンダメンタルズからストレッチした状態にある」とし、ハイテク部門のバリュエーションが特にストレッチしていると述べた。

ただ「現在、1999年のようなハイテク革命が起きているため、ある時点で調整が入る可能性はあるが、短期的、もしくは中期的には金融情勢は緩和的であり続け、市場の活況は続くと予想している」と述べた。

IMFはこのほか、クレディ・スイスと野村ホールディングスの巨額損失につながった米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントについて、レバレッジを巡る不透明性とシステミックな影響を巡る疑問が生じたとの見方を示した。

このほか、IMFのチーフエコノミスト、ギータ・ゴピナート氏は記者会見で、大規模な新型コロナ対策による米国の債務増大についてIMFは大きく懸念していないとしながらも、最大限の効果を得るために支援の的を絞る必要があるとの認識を示した。

その上で、バイデン政権の総額1兆9000億ドルの追加景気対策で米景気回復はユーロ圏を数カ月先行しており、IMFの世界経済成長見通しの改善につながったと述べた。

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