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【アマゾン】、アウトレットストア展開を計画していた!ウッドベリーコモンにオープン?

■ネット通販最大手のアマゾンは昨年、7番目となるリアル店舗展開を計画していたことが明らかになった。

ブルームバーグが関係者の話として報じたところによると、アマゾン・ブックスやアマゾン4スター等に続く、新たなお店は倉庫で眠る売れ残り品を処分するアウトレットストア。

アマゾンの物流では余剰在庫により倉庫内のスペースを圧迫、作業効率を下げてしまう問題が慢性的に発生している。それをクリアするためアウトレットによるディスカウントストアが計画されていたのだ。

アマゾンでは一時的ではない恒久的な店舗展開からモールの駐車場などに臨時設営するポップアップストアでの出店を模索していた。

しかしパンデミックでリアル店舗を休業せざる得なかったり、アマゾン・フレッシュの出店ラッシュにスタッフが忙殺され、いまのところアウトレットストアの計画は停止しているという。

計画ではアマゾン4スターストアのような規模展開でホームグッズや家電、おもちゃ、ベビー用品などの売れ残り品を大幅にディスカウントする店を予定していたのだ。

なおアマゾンでは売れ残りなどの余剰在庫を「アマゾン・アウトレット(Amazon Outlet)」、返品や中古品などを「アマゾン・ウェアハウス(Amazon Warehouse)」とそれぞれオンライン販売をおこなっている。

小売大手チェーンではTJXやロスが衣料品などをオフプライスで販売しており、ノードストロームもノードストローム・ラックでオフプライス業態、メイシーズがバックステージという店名で同業態で展開している。

 アマゾンのリアル店舗は、2015年から始めたリアル書店の「アマゾン・ブックス(AMAZON BOOKS)」を24店舗、モールの通路など小スペースでアマゾン製品を展示販売する7店舗展開の「アマゾン・ポップアップ(Amazon Pop-up)」がある。

また2018年からはカスタマーレビューで評価が星4つ以上の商品を中心にそろえた「アマゾン4スター(Amazon 4-Star)」の出店を開始し、現在は30店舗まで拡大している。

2018年1月に一般に公開されたレジなしコンビニエンスストア「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」は昨年に26店舗まで増やしたが、シカゴやサンフランシスコ、ニューヨークで4店舗をスクラップし現在は22店舗に縮小し。

同じくレジなし技術「ジャスト・ウォークアウト(Just Walk Out)」を導入した食品スーパーの「アマゾンゴー・グローサリー(Amazon Go Grocery)」は2店で営業している。

食品スーパーではアマゾンが買収したホールフーズ・マーケットが500店以上の展開となっており、一般的な食品スーパーでは昨年からアマゾン・フレッシュを出店。

アマゾン・フレッシュは現在、12店舗となっているが数年中にも全米展開の出店でホールフーズに次いで店舗数が多くなると見られている。

アマゾンのリアル店舗展開では非接触の生体認証デバイス「アマゾン・ワン(Amazon One)」の取り扱い店舗を拡大中だ。

アマゾン・ワンは手のひらをデバイスにかざすことで決済を終えるというもの。アマゾン・ワンはシアトル市内や郊外にあるアマゾンゴーやアマゾンゴー・グローサリー、4スターストア、アマゾン・ブックスに設置されておりワシントン州以外のリアル店舗にも導入が予想されている。

 アウトレットストアが集まるアウトレットセンターはパンデミックの直前までアマゾンの影響を受けずモールに比べても全く客数は落ちていなかった。

コロナの影響にもよるがアマゾンのアウトレットストアがニューヨーク郊外にあるウッドベリー・コモン・プレミアムアウトレットにオープンする日が来るかもしれない。

トップ画像:ニューヨークにあるアマゾン4スターストア。アウトレットストア展開ではアマゾン4スターストアのような規模でホームグッズや家電、おもちゃ、ベビー用品などの売れ残り品を大幅にディスカウントする店を計画していた。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。アマゾンによるアウトレットストア展開は中止となっているようです。が、実際にオープンとなれば、他のリアル店舗展開より話題にはなると思います。というのも世の中には、掘り出し物を見つけることを生きがいにするバーゲンハンターという買い物客がいるからです。

YouTubeではインフルエンサーなど若い女性らがショッピングセンターやお店で見つけてきた掘り出し物を紹介する「ホール(Haul)」動画が一つのジャンルになっています。セレブによる爆買い動画は人気でもあります。例えばアマゾンがアウトレットストアを出店すれば、お宝探しにやってくるYouTuberは後をたたないと思います。

アマゾンも売れ残り品の中に話題になるような掘り出し品(パッケージはボロボロでも商品は問題ないとか、商品に多少キズがあるものの全く見栄えに問題ないモノとか)を定期的に投下すればいいだけ。有名YouTuberが勝手に宣伝してくれたりインスタで画像をアップするのでマーケティングコストはかかりません。

 110ヶ所以上も巨大フルフィルメントセンターをもつアマゾンですから、アウトレットストア展開はありだと思います。

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