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12月のフィラデルフィア連銀景況指数は予想外のプラス反転,年始までは「財政の崖」問題が焦点

Manufacturing in Philadelphia Area Unexpectedly Expands

12月フィラデルフィア連銀景況指数: 8.1 (予想:-3.0,前月:-10.7)

12月のフィラデルフィア連銀景況指数は先月の-10.7から8.1のプラス圏に回復しました。当該連銀管轄地域での経済情勢についてはサンディの影響が短期的なものに終わって何よりです。とはいえ,先行指数についても先月の20.0から30.9へジャンプして期待通りの回復ぶりです。(下図参照)

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内訳としては,

新規受注: 10.7 (前月:-4.6) -> マイナスから急速に拡大
出荷指数: 18.3 (前月:-6.7) -> マイナスから急速に拡大
在庫指数: -11.5 (前月:-12.5) -> 在庫不足のマイナス継続
雇用指数: 3.6 (前月:-6.8 -> 若干プラスに上昇

というように,受注の増加に伴い出荷も拡大していますが,適正在庫というより生産が追いつかない状態です。一方,雇用指数に対しては先月よりプラスに改善され季節要因の一時雇用も増えていると想定できます。そして,今回用意された特別なアンケートでは2013年では様々なカテゴリのコスト増減に関する質問でした。

Q1:2013年のカテゴリ別コストはどのような変化(上昇)を予想しますか?
     エネルギー 他の原材料  中間財    賃金    医療給付   他の福祉費用  
予想率  0.8%    2.6%    2.2%    2.1%    7.2%    2.3%

Q2:2013年のカテゴリ別コストは2012年と比べた場合どうなりますか?(無回答を含まず。合計≠100%)
     エネルギー 他の原材料  中間財    賃金    医療給付   他の福祉費用  
増加   36.8%   40.8%   40.8%    42.1%   59.2%    34.2%
変わらず 31.6%   46.1%   50.0%    50.0%   23.7%    55.3%
減少   26.3%    9.2%    1.3%     3.9%   13.2%     5.3%

と答えています。どのカテゴリでも2012年よりコストが下がるという予想は少なく平均値はプラスですが,非レイバーコストと賃金や他の福祉費用が微増なのに対して,医療給付だけは大きく増加しそうな予想がなされています。健康はいつの時代にも人々の関心が高く医療給付のコストへの影響は大きく見積もられると考えられます。

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