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超小型EV「FOMM ONE」は普及する? シェアで広がる可能性

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アクセルペダルがない? 「FOMM ONE」に試乗!

ここからは、実際にFOMM ONEに試乗してみて分かったポイントを紹介したい。

まず、通常のクルマと大きく違うのが操作性だ。通常のAT車であればドライバーの足元にはアクセルペダルとブレーキペダルがあるが、「FOMM ONE」はブレーキペダルのみで、アクセルが付いていない。

アクセルペダルがない!

では、FOMM ONEを走らせるにはどうするのかといえば、ハンドルサイドに取り付けられたレバーで操作する。手で操作するという意味では二輪車に近いイメージだ。レバーを手前側に引いている時がいわゆるアクセルを踏んでいる状態で、レバーを戻せばアクセルを離している状態となる。

「FOMM ONE」のハンドル周り。中心から横に飛び出た左右のレバーがアクセルの開閉を担う

アクセルレバーは左右に計2本あり、それぞれに時速40キロ分ずつが割り振られている。そのため、片方の操作でも「FOMM ONE」を駆動させることは可能だが、最高時速80キロを出すためには両方のレバー操作が必要になる。

近年、特に高齢者によるペダルの踏み間違え事故が増加しているが、FOMM ONEの新しい操作系は、こうしたうっかりミスを未然に防ぐためのものらしい。実際に運転してみると、最初は少し戸惑う部分があったものの、しばらく走行していたらすぐに慣れてしまったので、そんなにハードルは高くないはずだ。

始動音は全くしないため、モーターのオン/オフは液晶パネルで判断することになる

むしろ注意したいと思ったのが、レバーを戻す時。「FOMM ONE」はEVであるため回生ブレーキを採用しているが、この効きが結構強い。両方のレバーを同時に戻すと、マニュアル車でいえばいきなりローギアに入れた時のようなガツンという衝撃がくる。減速の際には回生の効きを確かめながら、レバーを徐々に戻していった方がよさそうだ。その意味でも、心にゆとりを持った運転が不可欠となる。

シフトはインパネのボタンで変更する

今回は体験できなったが、FOMM ONEには水害時の緊急避難用として、水に浮き、水面を移動できる対水害設計が施されているという

インテリアはバスタブのようなデザインになっており、ドアを閉めてしまえば水が車内に侵入しない構造になっているのだとか。そのため、シート下部のバッテリーが水に浸かることもないそうだ。モーターや足回りといった各部にも徹底した防水処置を行っているという。

「FOMM ONE」の足回り

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