こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
本日、池内さおり・前衆議院議員のこちらのTweetが話題となっていました。
電車に乗ろうと京浜東北線のホームに並ぶ。今の時間は全く混雑無し。電車が到着しスピードが落ちる。私の乗り口は降りようとする人も2人。私から見て右側から出ようとする乗客を目視し、私は左寄りのスペースから乗ろうとした。すると私より背も高く大きな体の男性が突然方向転換して私の右肩に激突。
— 池内さおり Saori Ikeuchi (@ikeuchi_saori) March 26, 2021
池内さおり氏、駅で男性にぶつかられ「女性差別だ」
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202103270000241.html
この後、本人は「乗ろうとしないで待っていただけ」と発言を軌道修正をされているようですが、当初Tweetでは「乗ろうとした」と明確に書いてありますので、「そりゃあ差別云々ではなくてマナーの問題だろう」と多くの指摘が入ったわけですね。
事実関係は映像でも見ないとわかりませんので、私からこれ以上のコメントは差し控えます。ぶつかられたのは痛かったと思いますので、お大事にされて下さい。
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そしてせっかくなので、池内さおり氏を輩出した衆議院選挙区である東京12区(北区全域と足立区・豊島区・板橋区の一部)について改めて述べたいと思います。
東京12区は、自民党も野党第一党である立憲民主党も候補者を出さないという、全国でも数箇所しかない珍しい選挙区です。
まず自民党については、公明党との選挙区調整の歴史があってこの東京12区は公明党に譲ることになっています。
当初は「自民党と公明党の候補者を交代交代で小選挙区の候補者とする(もう一方は党の比例上位に回る)」いわゆるコスタリカ方式にすると約束をしていたものの、あっさりとなかったことにされて公明党の牙城になりました。
ちなみにこの時、地元・北区の自民党関係者が「コスタリカ方式にすると言われても信用できない。本当に自民党にもいずれ小選挙区の議席が回ってくるのか」と党本部の裁定に疑問を呈した時に
「この私が約束すると言っているんだ!」
と一喝したのが現在の二階俊博幹事長だったそうです。人と地域に歴史あり。