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自民政権で株高の正直さ

 あまり書く気がしないのだが、株価の日経平均が易々と1万円を突破した。アメリカやギリシャからのニュースも幸いしたのだろうが、選挙に突入し、自民党の優勢が伝えられ、投票結果が出て、新政権構想が固まる経過に合わせて、まことに正直に期待値を高めてきた。

 期待していたのは国内の企業や投資家だけではない。今の日本の株式市場はグローバル化しているから、外国からの投資で左右されるのだ。これまで日本の株価は、実力に対して安すぎると言われてきたが、市場は低迷を続けていた。それが「本来の日本」を取り戻して、国際的にも正当に評価されるようになった、ということになる。

 日本の経済が、世界の経済と分かちがたく組み込まれている現実は否定のしようがない。ただ、その中にあっても国民の幸せな暮らしを優先する政策が、当然あるべきなのだ。経済至上主義への反省は、時代を逆転させる鎖国ではない。株価を指標にして民主党による政権交代の評価をことさらに貶めるべきではないと思う。

 株価による評価は、所詮は国際資本による評価であって、価値のすべてではないのだから。

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