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英アストラゼネカ、コロナワクチン効果76% 米治験で新たな分析


[25日 ロイター] - 英アストラゼネカは25日、米国で実施した新型コロナウイルスワクチンの大規模な臨床試験(治験)の最新結果に関する新たな分析を発表し、76%の発症予防効果が示されたとの見解を示した。今週公表していた当初の有効性をやや下回った。

同社は22日、英オックスフォード大学と開発した新型コロナワクチンについて、米国とチリ、ペルーで行われた大規模治験で79%の有効性が示されたと発表したが、その翌日に米保健当局から「古い情報」を用いた可能性を指摘されていた。

25日に公表した最新のデータは、米国とチリ、ペルーで行われた治験の3万2400人を超える参加者で確認された190の感染例を基にした。22日のデータは2月17日までに確認された141の感染例に基づいていた。

アストラゼネカのバイオ医薬品研究・開発部門幹部、メネ・パンガロス氏は発表文で「基本的な分析結果は当初発表した暫定結果と合致しており、当社の新型コロナウイルスワクチンが成人において非常に有効であることを確認するものだ」と指摘した。

同社は向こう数週間に米国で緊急使用許可を申請する方針で、最新のデータは独立組織のデータ安全性モニタリング委員会(DSMB)に提出済みだとした。

アストラゼネカは25日、重症・重篤化予防には100%の効果が示されたとし、22日の分析結果を繰り返した。また、65歳以上の成人への有効性は85%だったという。

クイーンズランド大学のポール・グリフィン教授は「安全性の懸念がなく非常に有効なワクチンのようだ。(最新データが)このワクチンの使用を継続するのが適切だという信頼感を人々に与えることを願う」と述べた。

アストラゼネカ製ワクチンの有効性76%に対し、米ファイザー/独ビオンテックと米モデルナのワクチンは約95%の有効性が確認されている。

アストラゼネカのワクチンは、接種後に血栓ができるなどの副反応が疑われる事例が報告されたことを受け、使用を一時停止する国が相次ぐなどの問題に直面したが、輸送面で他のワクチンよりも課題が少なく、感染拡大の抑え込みに重要な役割を果たすとして注目されている。

*内容を追加しました。

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