2つの評判のいいmRNAワクチン(1つは米モデルナ、もう1つは米ファイザーと独ビオンテックが開発)に比べて、ややアストラゼネカのワクチン(ベクタータイプ)に不安な点が報道されています。
あのヨーロッパが血栓症の不安を指摘したあと、WHOはすぐに否定していましたが、アメリカは再度データへの懸念を呈しました。
英国でのデータでは、ワクチンを接種した人の方が接種しなかった人より血栓症は少なかったと言われています。そう因果関係はないとしているのです。それこそ日本のからあげの例えのくも膜下出血例と似ています。だからこそしっかりワクチンを接種してコロナを制御しようと。
このような因果関係がはっきりしていないのに他国での接種中止というのは過剰な反応ではとBBCが報道しています。
(日本のHPV問題と似てますね。イギリスメディアと煽るだけの日本メディアの違いがわかります)
疑問点はしっかり開示し、メリットとデメリットをしっかり判断してワクチンは考えなければいけません。免疫、人種、コロナウイルス自身の特徴など、まだまだわからない部分は存在します。それこそ評判のいいmRNAワクチンに対しても懸念を呈している方もいらっしゃいます。
ワクチンを接種しても感染したとかも含めて、しっかり走りながら情報を収集して開示を続けることを医療者一個人としては望んでいます。報告例がもっと増えてきたら話は別ですが、因果関係が確実になる前に今止まることは正直良い手ではないかなと個人的には思っています。
まあワクチン問題は日本だけではないということです。
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- 2021年03月24日 09:13
アストラゼネカコロナワクチンの懸念 しっかり走りながら情報を収集し開示を続けワクチン接種を
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