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  • ロイター
  • 2021年03月23日 00:20 (配信日時 03月23日 00:55)

米中古住宅販売、2月は6.6%減 予想以上に減少


[ワシントン 22日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が22日に発表した2月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は、多くの地域が寒気に見舞われる中、年率換算で前月比6.6%減の622万戸だった。市場予想は3.0%減の650万戸だった。住宅ローン金利が上がっていることや供給逼迫に伴う価格上昇で、勢いが弱まる可能性がある。

2月の前年同月比は9.1%増だった。

地域別では北東部と南部、中西部で減った一方、西部は増加した。

2月は、テキサス州や人口が多い他の南部地域を襲った寒波を含め、厳しい寒さにより経済活動が混乱し、小売売上高や製造業生産、住宅建設が落ち込んだ。

大規模な財政刺激策に加え、気候が温かくなり、新型コロナウイルスのワクチン接種が加速する中で3月は経済活動が大幅に回復するとみられる。ただ、新型コロナ危機の間に多くの人が在宅勤務・学習のためにこれまでより大きく高い家に移り住む中で経済をけん引してきた住宅市場は、他市場に後れを取るようになった。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、米国の30年固定住宅ローン金利は3.09%と、9カ月ぶりの高水準となっている。依然として歴史的に低い水準だが、2月から上昇し続けており、初めての住宅購入者にとって家が買いにくい一因となっている。初回購入者の購入は全体の31%と、前月の33%、前年同月の32%からやや低下した。

販売価格中央値は前年同月比15.8%増の31万3000ドルだった。深刻な供給不足で価格が上がっている。住宅在庫は前年同月比29.5%減の103万戸だった。2月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は2カ月と、20年2月の3.1カ月から縮小。健全な需給バランスには6─7カ月が適切とされている。

PNCフィナンシャル(ピッツバーグ)のエコノミスト、アビー・オモデュンビ氏は「価格とローン金利が上昇する中、特に初回購入者にとり、短期的に住宅購入の敷居が高くなる」と指摘。JPモルガン(ニューヨーク)のエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「2月の販売は厳しい寒波の影響を受けたが、天候要因がなくても、活況を呈していた中古住宅市場は冷え込みつつある」と述べた。

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